なぜ「二の腕」は痩せにくく太りやすい?トレーニー医師が語る4つの理由

MELOS -メロス-
二の腕は、脂肪がつきやすく、筋肉が使われにくい“痩せにくい部位”です。努力しても効果が出にくいのには、きちんとした理由があります。

精神科医・日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医で、NSCA-CPT(米国 NSCA 認定パーソナルトレーナー)の資格を持ち、現在も現役アームレスラーとして活動するレジーナクリニックリボディ新宿院院長・湯地 義啓先生に聞きました。

【MELOS】

二の腕はなぜ太りやすく痩せにくい?

原因1 脂肪が蓄積している
食べ物や飲み物から摂取したカロリーが、体のエネルギー消費量を超える場合、余ったエネルギーが脂肪として蓄積され、二の腕太りにつながってしまいます。

脂肪が原因の場合、二の腕以外にも余計なお肉がついていることが多いです。
原因2 むくみが蓄積している
むくむと、水分や老廃物が皮膚の下に停滞してしまいます。そのため、むくんだ部位が膨らみ、太って見えてしまうことがあります。

むくみは長時間の座りっぱなし・立ちっぱなし、運動不足、睡眠不足、ストレス、塩分が多い飲食物の摂取などが原因で生じます。できる限り、血液やリンパの流れが悪くならないようにしましょう。

原因3 二の腕の筋肉を使っていない
二の腕にある大きな筋肉のひとつに「上腕三頭筋」があります。この上腕三頭筋は、普段の生活で使われることが少ないため、筋肉量が低下しやすく、引き締まっていないタプタプとした二の腕を作り出す原因になります。

【MELOS】

一般的に、女性は男性よりも筋肉量が少なく脂肪がつきやすいです。二の腕太りが気になる女性は、とくに有酸素運動や筋トレに励む必要があります。

原因4 姿勢が悪い
姿勢が悪いと、使われるはずだった筋肉が使われず、筋力低下につながります。その結果、脂肪の蓄積やたるみが生じてしまい、二の腕が太って見える原因になります。猫背、巻き肩、スマホ首の人は、姿勢を正すことを意識しましょう。

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