「たまにやっちゃうかも…」毒親認定されかねない“NG言動”5パターン
親の言動は、子どもの感情のコントロール力や人間関係を築く力、自己肯定感など、「心の土台」に大きな影響を与えるもの。たとえ愛情があっても、間違った関わり方を続けると、毒親的なふるまいとして子どもの心に深く残ってしまうこともあります。
今回は、子どもの心の成長を妨げてしまう“毒親認定されかねないNG言動”を5つピックアップ。「これ、ついやってたかも」と感じたら、ぜひ今日からの接し方を見直すヒントにしてみてください。
監修は、アスリートやスポーツチームへのメンタル指導、子ども‧保護者‧教員向けの教育講演、企業の人材育成マネジメントや研修などを手がける、株式会社脳レボ代表・川谷潤太さんです。
1「泣くな!」「悲しむな」など感情を否定する
子どもが泣いているときに感情を否定されると、「自分の感情は受け入れられない」と感じてしまいます。結果的に自分の感情を抑え込むようになり、感情のコントロールが難しくなります。
OK例:「悲しいんだね。つらかったね」と受け止める
2.「意味ない」「どうせ○○」などと頭ごなしに否定する
失敗や挑戦を頭ごなしに否定されると、子どもは「自分の選択に意味はない」「自分はダメな人間だ」と感じやすくなります。自己肯定感が低下し、チャレンジ精神が育ちません。
OK例:「どうしたらうまくいくか一緒に考えよう」「○○した理由を教えてくれる?」
3.「なんでこんなこともできないの?」と比較・否定する
他人と比較されると、自己肯定感が下がり、自分への自信を失いやすくなります。他人の目を過度に気にするようになり、ストレス耐性が弱まります。
OK例:「前より上手になったね」「頑張ったね」
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4.「うるさい」「黙ってろ」と子どもの話を無視する
子どもの話を無視されると、「自分の存在は重要ではない」と感じやすくなります。他人とのコミュニケーションでも「どうせ話しても無駄」と感じ、会話を避けるようになります。
OK例:「今は少し忙しいから、〇〇が終わったらちゃんと聞くね」
5.「○○してくれたら」など、条件付きの愛情を与える
「結果を出さないと愛されない」と感じると、子どもは自分の感情より「他人からの評価」に過剰に依存し、自分の価値を見失います。
OK例:「結果に関係なく、あなたが頑張ったことを素敵だと思ってるよ」
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