データ分析・二軍で光る男たち

【二軍で光る男たち】ソフトバンク、離島出身の左腕が空振り量産 貧打ロッテの救世主は現ドラ移籍組?

データスタジアム株式会社

ストレートでの高い奪空振り率を記録しているソフトバンク・大野(左)と、コンタクト率の高さが光るロッテ・石垣(右) 【写真は共同】

 各球団のファームでは、若手やベテラン選手たちが一軍昇格を目指して奮闘している。今回はソフトバンク、日本ハム、ロッテのファームで一軍で活躍が期待される選手や支配下昇格を目指す選手の動向をデータから追っていきたい。

※表データはすべて2025年5月15日終了時点

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高卒3年目サウスポーが空振りを量産

【データ提供:データスタジアム】

 ソフトバンクの奪空振り率ランキングでは、高卒3年目の大野稼頭央が1位となった。特にストレートの奪空振り率は31.4%と抜群の数字をマーク。ここまで打者18人との対戦で9個の三振を奪うなど、一軍デビューへ向けて猛アピールを続けている。2位の岩井俊介は二軍で11試合に登板して防御率0点台を記録。5月1日に一軍再昇格を果たすと、6日の西武戦では2回無失点3奪三振のピッチングを披露。以降の登板でも得点を許しておらず、一軍のブルペンを支えている。3位には育成4年目の井崎燦志郎がランクイン。今季二軍で公式戦デビューを果たすと、ここまで3先発を含む5試合に登板している。支配下契約に向けてアピールを続けたい。

育成出身野手が好成績をマーク

【データ提供:データスタジアム】

 主力に故障者が相次いでいるソフトバンク。ファームでは、昨季支配下選手に昇格した石塚綜一郎がチームトップのファーストスイング打率を記録。一軍でも5月3日のロッテ戦で、初球を捉えて2点適時打を放つなど持ち味を発揮した。4月に支配下登録を勝ち取った山本恵大は、今季二軍で放った2本のアーチがともファーストスイングと、狙った球をしっかりと捉えられている。一軍では計9打数ノーヒットと壁にはね返されたが、今後のチャンスをものにできるか。3位には育成内野手の西尾歩真がランクイン。二軍では18試合に出場し、ファーストスイング打率.429と好成績を残している。さらなる打力アップに励み、首脳陣にアピールを続けたい。

一軍でも好投を見せている右腕がランクイン

【データ提供:データスタジアム】

 トップに立ったのは、再び育成選手となってシーズンを迎えた宮内春輝。ここまで9試合の登板で1つも四死球を与えておらず、許したヒットもわずか2本と安定した投球を続けている。支配下復帰に向けて、自慢の速球でさらに結果を残したいところ。2位には新加入の古林睿煬が名を連ねた。4月23日以降は一軍での登板を続けており、5月11日の楽天戦では9回2安打無失点の快投を披露。わずか98球での完封勝利を飾っている。3位には2021年ドラフト1位の達孝太がランクイン。二軍では5試合に登板して、防御率0.35と抜群の成績をマーク。一軍での今季初登板となった5月4日の西武戦では、6回1失点の好投で白星を手にした。

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