【世界卓球】史上最強メンバーの日本女子 2大会連続のメダル獲得、中国越えなるか

月刊『卓球王国』

前回女王の孫穎莎はV2なるか

海外選手に対して圧倒的な強さを誇る孫穎莎 【写真は共同】

 中国勢の中でも最も優勝に近い位置にいるのが前回大会で初優勝を果たした、第1シードの孫穎莎だろう。パリ五輪シングルスでは先輩の陳夢(中国)に屈して銀メダルに終わったが、それ以外の大会では常に上位に進出し、2位以下に倍近いポイント差をつけて世界ランキング1位に君臨している。海外選手に対してだけでなく、中国勢との同士討ちでも高い勝率を誇っており、今大会では2連覇を狙う。

 第2シードの王曼昱は前々回大会で頂点に立つも、前回大会では同士討ちに敗れてベスト8。同年代のライバル・孫穎莎に水を開けられているが、2大会ぶりの優勝で存在感を見せたいところだろう。第3シードの陳幸同も安定感が高く、前回大会で王曼昱、昨年のWTTファイナルズで孫穎莎を下すなど実力は相当に高い。上位3名に比べると第4シードの王芸迪は格下に取りこぼす試合も多く、同じブロックに入った伊藤にはチャンスか。この4名の他、初の世界卓球代表をつかんだ石洵瑶も侮れない。石洵瑶は早田とベスト8進出をかけて4回戦で顔を合わせる可能性が高く、警戒すべき選手の1人だ。

日本・中国の他にもアジアに強豪揃う。若手の躍進にも期待

日本勢、中国勢以外で世界ランキング最上位の申裕斌 【写真は共同】

 日本と中国以外にも申裕斌(韓国)、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)、杜凱琹(香港)、キム・クムヨンらアジアに実力者が揃う。20歳の申裕斌はパリ五輪シングルスで平野を破って準決勝へ進出。世界ランキングも日本勢、中国勢以外の選手では最上位の10位につける。鄭怡静もたびたび日本勢から勝利を収めており、33歳とベテランの域に入ったがまだまだ強い。

 ヨーロッパ勢ではユエン・ジアナン(フランス)、ハン・イン(ドイツ)ら中国出身選手が上位をうかがう。スッチ(ルーマニア)もアジア勢と互角に勝負できる選手で、これまで何度も中国勢から勝利をあげている。17歳のゴーダ(エジプト)、18歳のカウフマン(ドイツ)、20歳のパヴァデ(フランス)ら力をつけている若手も、上位勢に割って入りたいところだ。

2/2ページ

著者プロフィール

日本で唯一の書店売り卓球専門誌。迫力のある写真で見る大会報道ページ、初心者から上級者まで役立つ技術特集、卓球用具を詳細に分析したグッズ特集など、卓球界のあらゆる情報が満載。これ1冊で卓球界のニュースはまるわかり!

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント