なぜ?筋トレをしても筋肉がつきにくくなった…その理由と対策

MELOS -メロス-
筋肉がつきにくくなる主な理由と、今からできる効果的な対策を、なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック主任理学療法士の島田直也さんが解説していきます。

【MELOS】

原因1 負荷が足りていない

トレーニングメニューが変わらず、マンネリ化してしまうと、運動強度・負荷が変わらないため、筋肉が成長するために必要な刺激が不足してしまいます。

そのため、筋肉がつきにくくなってしまいます。

◆対策:「効かせる」トレーニングに再考する
・ゆっくり動かす
・重量や反復回数を増やす など

必ずしも高重量を扱う必要はありません。トレーニング中は刺激を与えている筋肉を意識して、しっかり負荷をかけられているか確認しながら行うと良いでしょう。鏡を見ながら行うと、フォームチェックもできるのでおすすめです。

原因2 適切な食事を摂れていない

体組成計で測定してみるとわかりやすいですが、「体重が重い人」と「軽い人」を比較すると、体重が重い人の方が筋肉量があることが多いです。

基本的には、質量が大きいほうがパワーも大きくなり、必然的に筋肉量も増えます。よって、体重を増やす食事ができていないことも要因ではないでしょうか。

◆対策:筋肉の材料となる栄養素をしっかり摂る
筋肉を大きくするには、まずは体重を増やすことが重要です(いわゆるバルクアップ)。体重を増やすといっても、高カロリーなジャンクフードやお菓子を食べれば良いというわけではありません。

・適量の糖質を摂る(ご飯などの炭水化物)
・良質なタンパク質
・ビタミン、ミネラル、食物繊維

以上を摂ることを心がけましょう。栄養素はチームプレーです。バランス良い食事を摂ってください。
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