【J1第15節 番記者通信簿】頂点は完封勝利の東京V 導き手は躍動した“バックアッパー”
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【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度
【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価
【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点
それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。
Sランク 東京V(総合評価点:49)
【総評】谷口栄斗の出場停止に加えてCBのケガ人が重なる中で深澤大輝が最終ラインを統率しつつ、高強度を保って相手攻撃陣をシャットアウト。稲見哲行が中盤の潰し役とウイングバックを担えば、途中出場の熊取谷一星は追加点を挙げ、鈴木海音も長身FWに競り合いで負けず。彼らの台頭が勝点3以上の価値をもたらしてくれたのは間違いない。
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A+ランク G大阪(総合評価点:48)
【総評】中2日の過密日程で、これまで全敗だったマチェイ・スコルジャ監督体制の浦和に初勝利。浦和の良さを出させない対策が見事だった上、今後への収穫となるのは昨季の躍進を支えた“熱量”が復活したこと。宇佐美貴史が献身的に走るなど、統一感のある守備はほぼ綻びを見せなかった。決勝点を決めた山下諒也の攻守におけるハードワークも特筆すべきだ。
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A+ランク 京都(総合評価点:46)
【総評】前後半を通じて高強度の中、最終ラインではパトリック・ウィリアムらが空中戦の強さを発揮し、地上戦でも一歩も引かないバトルを展開した。得点場面はいずれも足を止めずに動き続け、分厚い攻撃からゴール前へ複数選手が走り込むという持ち味が発揮されていた。後半アディショナルタイムに決まった得点と直後の勝利の瞬間は、興奮度MAXだ。
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A+ランク 柏(総合評価点:44)
【総評】先制ゴールに関しては、最終ラインの古賀太陽から出た縦パスをシャドーの仲間隼斗が受け、クロスを最前線の垣田裕暉が押し込んだ。再現性のあるこの形は、「今週に限って言えば、クロスのところを意識して練習した」と仲間が振り返るなど、狙いが結実した得点となった。
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