気分が沈みがちな5月に!“五月病”を打破する食べ物リスト

MELOS -メロス-
五月病は、新しい環境や生活の変化に伴うストレスからくる疲労感や不感によって引き起こされることがあります。しかし、食事によって五月病の症状を軽減し、心身の健康をサポートすることもできます。

この記事では、五月病を打破するための食べ物を紹介します。お話を伺ったのは、池上おひさまクリニック院長・大和行男先生です。

【MELOS】

食べ物の栄養素で五月病対策はできる?

食べ物ですべてを改善することは難しいですが、五月病を予防する食生活として、「脂質・タンパク質・炭水化物」のいわゆる三大栄養素をバランスよく摂取することが最適です。

一番重要なのは不安、抑うつ、焦燥感を抑える神経伝達物質「セロトニン」を増やすことが欠かせません。
セロトニンは体内で合成されますので、その原料である必須アミノ酸のトリプトファンを意識して食べましょう。トリプトファンを多く含む食材としては、以下などが代表です。

●乳製品、豆類、バナナ、お蕎麦 など

気持ちを安定させるセロトニンが増え、そのセロトニンが分解されてメラトニンという昼夜のリズムを司るホルモンが合成されます。その結果、睡眠の質も高まります。

控えめにするとよい食べ物は?

控えめにしたいのはやはりカフェインとアルコールです。

絶対ダメというわけではありませんが、いずれも交感神経を高めることで、心拍数や呼吸数を増やします。両剤ともその反動で不安や焦燥、倦怠感を出しますので、以下を意識して上手に付き合いましょう。

●カフェインは適量を18時までに摂取する
●アルコールはビール換算で1日500mlまでにする
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