開幕10試合の活躍度から選定…25年J1でインパクトを放つ「主役」候補10人!
5位:渡邊凌磨(MF)浦和レッズ
その町田戦でGK西川周作のフィードをワンタッチでさばき、松尾佑介のゴールを導いたプレーは見事の一言。確かな技術と周囲の状況を見極める渡邊凌磨の真骨頂だった。
4位:熊坂光希(MF)柏レイソル
攻撃面でも非凡な才を持つが、特筆すべきはその回収力。的確なポジション取りと奪取スキルでボールを奪ってはシンプルにつなぎ、攻撃のリズムを生んでいる。昨季の先発は1試合のみだが、今季はここまで全12試合で先発。1歳年下の関根大輝に続き、近い将来、柏から世界へ羽ばたく選手になるかもしれない。
3位:安藤智哉(DF)アビスパ福岡
190cmの長身を誇るセンターバックで、空中戦の強さはもちろん、足元の技術にも優れる。サイズがあって状況に応じた『蹴り分け』ができるのは魅力だ。6節のFC東京戦ではアディショナルタイムに決勝ヘッド、続く町田戦では長い足を伸ばして同点弾。攻守両面で福岡の躍進を支えている。
2位:レオ・セアラ(FW)鹿島アントラーズ
C大阪で実績を十分残してきた選手だが、鈴木という最高のパートナーを得たレオ・セオラはより破壊的なストライカーへと変貌を遂げた。どんな体勢からでもゴールを奪う迫力は、キャリアハイの21得点を刻んだ昨季以上か。
1位:ラファエル・エリアス(FW)京都サンガF.C.
今季はコンビネーションが磨かれ、さらに凄みが増した。13試合で8ゴール4アシストという圧巻の数字が、その証拠だ。空陸自在でポストワークも巧み。80分からハットトリックを達成して鹿島に逆転勝ちした試合は、後世に語り継ぐべき一戦だろう。今季の主役候補であり、今、最も見ておくべき1人と言える。
(企画・編集/YOJI-GEN)