井上尚弥vs.カルデナス、チャート戦力比較 聖地帰還は井上の世界侵略の序章に過ぎない

宮崎正博
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世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥は、ボクシングの聖地・ラスベガスでラモン・カルデナスとの一戦に臨む 【スポーツナビ】

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は5月4日(日本時間5日)、米国・ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)と戦う。1月24日に東京・有明アリーナでキム・イェジュン(韓国)を難なく打ち負かしたモンスターの2025年第2戦は、舞台をボクシングの聖地・ラスベガスに移す。

 井上にとっては世界王者としてWBC、WBO王座の5度目、WBA、IBFでは4度目の防衛戦になるが、そういう試合の但し書きなど、単なる添え物に過ぎない。4年ぶりのラスベガス再上陸は、日本が誇る“怪物”の本格的な海外進出に向けた出陣だ。そのスタートダッシュをどんな形で決めるのか。カルデナス戦の興味は、そこにしかない。

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著者プロフィール

山口県出身。少年期から熱烈なボクシングファンとなる。日本エディタースクールに学んだ後、1984年にベースボール・マガジン社入社、待望のボクシング・マガジン編集部に配属される。1996年にフリーに転じ、ボクシングはもとより、バドミントン、ボウリング、アイスホッケー、柔道などで人物中心の連載を持ったほか、野球、サッカー、格闘技、夏冬のオリンピック競技とさまざまスポーツ・ジャンルで取材、執筆。2005年、嘱託としてボクシング・マガジンに復帰。07年、編集長を経て再びフリーになる

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