“なんとなく不調”にサヨナラ。40代からの体と心を整える「更年期対策」、教えます
更年期で特に減少する女性ホルモンは「エストロゲン」です。日本人の閉経年齢は平均で51歳といわれており、この前後5年間でエストロゲンの分泌は減少していきます。
エストロゲン減少による更年期障害のセルフケアについて、産婦人科医・前田 裕斗先生に教えてもらいました。
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エストロゲン不足を補うために必要な3つの生活習慣
「食べ物」「睡眠」「温め」の3つの生活習慣を心がけるとよいでしょう。
大豆製品を摂取して、エストロゲンの働きを助ける
食事には次のような大豆由来の食品をとり入れましょう。
・豆腐
・納豆
・みそ
・おから
・油揚げ など
これらの食品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンとエストロゲンは分子構造が似ているので、大豆イソフラボンはエストロゲンの働きを助け、足りないところを補助します。
一方、自然のエストロゲンを食品で補うのは基本的に困難なので、やはり基本となる「バランスのとれた食生活」を心がけましょう。
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睡眠時間は最低でも6時間は確保してください。女性ホルモンの分泌は微妙なバランスで保たれており、わずかのストレスでも分泌が乱れることもあります。更年期においても睡眠不足は回避したほうがいいでしょう。
とくにホルモン分泌が活性化する「眠り始め2時間」に深い睡眠をとると、女性ホルモンの分泌が活発になります。
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湯船につかって体を温めると、ストレスが軽減され、女性ホルモンの分泌が整います。さらに、ストレスが緩和されて自律神経がスムーズに働くと、臓器血流がよくなり、エストロゲンの分泌も活発になります。
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