【J1第11節 番記者通信簿】松崎快が大暴れの清水がトップ 横浜FMは負の螺旋から抜け出せず
一方、柏に敗れた湘南は最低評価に。また、試合2日前にスティーブ・ホーランド監督の解任が発表された横浜FMは、浦和に1-3で敗戦。リーグ戦は7試合未勝利かつ3連敗と、苦境から抜け出せていない。
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【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度
【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価
【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点
それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。
Sランク 清水(総合評価点:50)
【総評】前半はチームの特徴を逆手に取られる場面も多かったが、後半は修正し、主体的に試合をコントロール。昨季のようにしたかかな姿を見せ、ゲーム支配だけでなくスタイル発揮にも一定の評価を下した。2、3点目はチームとして狙いどおりの形で、守備面も含めてリレーションは見事の一言。公式戦8連戦を2連勝で締め括り、興奮度も高くつけたくなる試合だった。
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A+ランク 神戸(総合評価点:45)
【総評】高強度スタイルや大迫勇也、佐々木大樹ら前線の起点をいかんなく生かし、超然と前に進み続ける神戸らしい戦いを披露した。守備でも相手ターゲットマンを本多勇喜、山川哲史の両CBが封じ込め、スコアでは表現し切れない興奮度のある試合を実現。シーズン序盤の苦戦を乗り越え、3連勝を達成。J1連覇中の王者がいよいよ乗ってきた。
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A+ランク 柏(総合評価点:43)
【総評】主導権を握れそうで握れない、少し緩んだら簡単にやられてしまいそうなゲーム展開だった。そこで目立ったのが選手個々のパワー。攻撃では細谷真大や垣田裕暉、守備では古賀太陽や田中隼人らが好連係の中で確かな個の強さを発揮し、相手を一枚上回った。
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A-ランク 鹿島(総合評価点:42)
【総評】良いサッカーを展開しながらPK失敗、アクシデント的な失点と、公式戦4連敗の悪い流れを引きずるような前半45分だった。しかし、それでもブレることなく自分たちがやるべきことを続けた結果、後半で逆転に成功する。しかもゴールを奪ったのが今季初得点のチャヴリッチと加入後初得点のターレス・ブレーネル。終わってみれば多くの主力不在を感じさせない力強い勝利だった。
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