2025プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】プロ初HRのドラ1新人がチームを牽引 HRを量産した阪神のスラッガーが1位に輝く

データスタジアム株式会社

持ち前のパワーを見せつけた虎の4番がトップ

 セ・リーグの野手では、4月20日の一戦で2本塁打を含む4安打6打点の大活躍を見せた佐藤輝明(阪神)が1位に輝いた。2位には出場5試合で計19打数9安打を記録した若林楽人(巨人)、3位にはリードオフマンの役割を果たした近本光司(阪神)がランクインした。

【データ提供:データスタジアム】

1位 佐藤 輝明(阪神)
 4月15日から4番に座り、以降は5試合で打率.474、3本塁打、9打点と期待に応えた。特に20日の広島戦では初回に先制2ランを放つと、3回には適時二塁打。さらに5回にはダメ押しの3ランを放つなど6打点の大活躍。今季7本塁打、17打点となり、いずれもリーグトップに躍り出た。

2位 若林 楽人(巨人)
 4月18日のヤクルト戦で2本のタイムリーを放つと、19日の試合では逆転打を含む猛打賞の活躍。翌日も勢いそのままに、今季初アーチを含む2安打をマークした。対象期間中は出場5試合で4度マルチ安打を記録し、計5打点を挙げるなど好機で結果を残した。

3位 近本 光司(阪神)
 4月17日のヤクルト戦で延長11回に決勝の2ランを放つなど、4安打3打点の固め打ち。20日の広島戦では1打席目から3打席目まで、すべてイニングの先頭として内野安打で出塁。いずれもホーム生還を果たして3得点を記録し、チームの勝利に貢献した。

開幕から無失点投球を続ける巨人の右腕が1位に

 セ・リーグの投手では、開幕から無傷の3連勝をマークした山﨑伊織(巨人)が1位に輝いた。2位には巨人戦で8回無失点10奪三振の快投を見せた東克樹(DeNA)、3位には今季からクローザーを担う松山晋也(中日)が名を連ねた

【データ提供:データスタジアム】

1位 山﨑 伊織(巨人)
 先週の3位から見事1位にランクアップ。4月16日のDeNA戦に先発すると、初回から3者連続三振と上々の立ち上がり。その後も安定した投球を続け、7回無失点10奪三振をマークした。これで開幕からの連続無失点を23イニングに伸ばし、3戦3勝となった。

2位 東 克樹(DeNA)
 4月17日の巨人戦で先発。持ち味の緩急を生かしたピッチングで相手打線を翻ろうし、7回まで二塁を踏ませなかった。8回には2死満塁のピンチを背負うも、代打・長野久義を空振り三振に抑え、この試合10個目の三振を記録。8回無失点で今季2勝目を手にした。

3位 松山 晋也(中日)
 対象期間中は3試合に登板し、無失点5奪三振を記録。4月19日のDeNA戦では1点差の9回に1死三塁と同点のピンチを迎えたが、2者連続で空振り三振に仕留めた。ここまでチームが勝利したすべての試合でセーブを挙げており、リーグトップの8セーブをマークしている。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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