一日がんばった体は、ちゃんといたわってあげていますか？

仕事や家事、育児、通勤――気を張り続けた日ほど、夕食はおざなりになりがち。でも実は、“夜ごはんに何を食べるか”で、翌日の回復具合が変わってくるんです。

大正製薬株式会社が、**クタクタな人に取り入れてほしい「おすすめの栄養素と食材」を紹介してます。

アミノ酸の一種「タウリン」は、疲労回復効果が広く知られています。韓国人女性を対象とした研究によると、食事からのタウリン摂取量と睡眠の質に関するスコアに正の相関関係があることが示されました(1)。

タウリンの血中濃度は年齢とともに減少することから、日々の摂取を意識したい栄養素です(2)。

(1) Adv Exp Med Biol. 2015;803:725-33.
(2) Science. 2023;380(6649):eabn9257.

タウリンを多く含む食べ物
イカ、タコ、牡蠣　など

魚介類などに含まれる必須アミノ酸「トリプトファン」。

睡眠を促進するホルモン「メラトニン」は、このトリプトファンを元に合成されることから、トリプトファンの摂取は重要です。

トリプトファンを多く含む食べ物
乳製品全般
たまご
バナナ
大豆製品
マグロ・カツオなど赤身の魚　など

亜鉛は、牡蠣やレバーなどに含まれている必須ミネラルです。亜鉛は免疫機能や傷の治癒などに関与しますが、睡眠に対する効果も報告されています。

高齢者が亜鉛サプリメントを摂取した結果、睡眠の質が改善することが報告されています(3)。

(6) Acta Facultatis Medicae Naissensis. 2022;39(2):185‐197.

亜鉛を多く含む食べ物
牡蠣
牛肉
レバー
チーズ　など