管理栄養士が語る、疲れやすい人によくある「食事の特徴」とは

MELOS -メロス-
「なんだか最近、疲れやすい」「しっかり寝ても体がだるい」そんな悩みを抱えていませんか? もしかすると、その原因は毎日の食事にあるかもしれません。食事の内容や食べ方によって、エネルギーの持続力や回復力に大きな差が出るのです。

管理栄養士の望月理恵子先生に、“疲れやすい人によくある食事の特徴”を教えてもらいました。

【MELOS】

1.朝食抜きを続けている

望月先生:朝食を摂らないと、糖質とたんぱく質が不足して体内時計がリセットされません。これにより自律神経が乱れやすくなるので、疲れを感じる原因になります。また、朝食を抜くと、胃腸の機能が低下しやすくなります。その結果、食が細くなって必要な栄養分を摂取しにくくなるので、疲れやすくなります。

朝食は1日の食事でもっとも重要です。朝食を摂ることで体温が上昇し、その日活動するためのエネルギー源になります。

2.甘いものを多く食べる

望月先生:甘いものをたくさん食べて急激に上昇した血糖値が急降下すると、疲労感が出ます。

糖質の過剰摂取で「ビタミンB1」が不足すると、エネルギー変換がうまくできなくなるため、疲れやすくなる場合があります。

糖分をたくさん摂ると、血糖値の急激な上昇を抑えるために「インスリン」の分泌量が急激に増加して、血糖値が急降下します。

3.炭水化物の摂取量が多い

望月先生:炭水化物は糖質なので、食べ過ぎると糖質の過剰摂取になります。ご飯や麺類、パンをたくさん食べる人も注意が必要です。

4.早食いをしてしまう、よく嚙まない

望月先生:早食いは胃腸に負担をかけるため、疲労につながります。よく噛んで食べない人は、消化・吸収率が悪く、胃腸により多くの負担をかけることになります。
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