【買い逃し厳禁】人気メーカーマークダウンドライバー8選!旧モデルの選び方も解説
今回はゴルフライターの鶴原弘高さんが、お買い得になったマークダウンドライバーをピックアップ!高性能なドライバーを安く購入したいと考えているゴルファーの皆さん、必見です。
テーラーメイド「Qi10」シリーズ
現在(※価格は2025年3月24日時点)、まだ在庫があります。特に人気なのはQi10です。Qi10ドライバーはPGAツアープロの多くが使用していたモデルで、2025年シーズンになってもローリー・マキロイ選手などはQi35ではなくQi10を使用しています。
そう考えると、「今買っておくのは良いのではないか」と感じませんか?
そのため、今改めてQi10を見ると、ヘッドサイズがちょうど良いと感じる人も多いでしょう。見た目にも大きすぎず、LSモデルほど小さくもありません。「今これを見たらちょうど良い」と思う人は、この機会に購入すべきだと思います。
改めてQi10シリーズのスタンダードモデルとMAXモデルの違いを説明します。MAXモデルは10K(上下左右の慣性モーメントが10,000を超えたモデル)であり、曲がりにくいドライバーの代表格です。
Qi10 MAXの打感としては、ヘッドが大きいにもかかわらず球がつかまりやすく上がりやすいという特徴があります。スピンも比較的入りやすいです。球が上がりにくくて困っている人や、方向性が左右にばらつく、特に右に曲がるミスが多い人は、Qi10シリーズのスタンダードまたはMAXモデルを使用することで改善が見込めるかもしれません。
ただし、注意点として、Qi10 MAXはヘッド自体が重量があり重いため、ある程度のパワーがあるゴルファーの方が扱いやすいでしょう。
新作のQi35にもMAXモデルがありますが、基本性能はQi10 MAXと大きく変わりません。Qi35 MAXはわずかに重心が低くなったため、スピン量がやや減る傾向にあり、これがQi10 MAXとの違いと言えます。したがって、スピン量が少なくて困っているゴルファー以外は、Qi10 MAXで十分でしょう。
テーラーメイド「ステルス グローレ」シリーズ
ステルスグローレは基本的にヘッドスピードが40m/sに満たないゴルファー向けの性能設計となっているため、Qi10 MAXを重く感じる方にはこのステルスグローレが最適です。しかも、Qi10シリーズよりもさらに1万円も安価です。女性で白ティーからプレーしようと考えている方や、背の高い女性であれば、このメンズモデルでも十分対応できる可能性があります。特に10.5°のRフレックスなどは良い選択肢となるでしょう。
もしシャフトが長すぎる場合は、グリップエンド側をカットして調整することも可能です。それがこのステルスグローレの特徴の一つです。
ステルスグローレは、おそらく後継機種が登場しないかもしれません。なぜなら、Qi35シリーズにはMAX LITEという軽量モデルが用意されているため、今後グローレシリーズが継続されるかは不透明です。最後のモデルになる可能性もあるため、購入を検討するのも良いかもしれません。
そのようなヘッドを好みつつ、もう少ししっかりしたシャフトを使用したいというゴルファー、具体的にはヘッドスピードが40m/s以上43m/s程度の方には、このクラブも非常に面白い選択肢となるでしょう。価格は43,010円と通常モデルよりわずかに高いですが、非常にお買い得な価格設定となっています。
キャロウェイ「パラダイム Ai SMOKE」シリーズ
シリーズでは、トリプルダイヤモンドは新品ではほとんど残っていませんが、MAX、MAX-D、MAX FASTはまだ購入可能です。これらのモデルも昨年気になっていたけれど購入しなかった方は、今が買い時かもしれません。
前作のAi SMOKEはシリーズ通してどれもよくできてました。シリーズで何が良かったかと聞かれたら僕はAi SMOKEと答えたと思います。なので、どれを買ってもいいけど、やはりゴルファーによって合うあわないはあります。
新しいエリート シリーズも発売されていますが、エリートはウェイトの配置が変更されています。逆に、レール式の移動式ウェイトが使いやすくて好きという方は、あえてAi SMOKE MAXを選ぶのも良いでしょう。
したがって、スキルレベルに関わらず、ボールのつかまりを重視する方にはこのMAX-Dが合う可能性が高いです。つかまりやすさはスキルレベルにあまり左右されません。少しボールをつかまえたいと考えている方は、MAX-Dも49,500円という同じ価格で購入できるため、検討してみる価値はあるでしょう。
ヘッドスピードが40m/s前後から43m/s程度の方にはMAX-Dが適していると思いますが、40m/sを下回る方にはMAX FASTの方が飛距離を出しやすいかもしれません。
PING「G430」シリーズ
しかし、G430が悪かったわけではなく、こちらも長期間にわたり人気を集めたモデルです。一般的にゴルフクラブは発売後3ヶ月で販売数がピークを迎え、その後減少しますが、PINGのクラブは長く売れ続ける傾向があります。
テーラーメイドやキャロウェイが1年ごとにモデルチェンジするのに対し、PINGはより長い期間同じモデルを販売します。そのため、この2月にG440が発売されたPINGの場合、G430も旧モデルとして長く市場に残るでしょう。昨年G430 MAXが気になっていたけれど購入しなかった方は、今でも十分に良い選択肢だと思います。
G440では、まずヘッドの投影面積が変更されました。一般的に決して小さくはありませんが、PINGのG430と比較するとG440はややコンパクトに見えます。そのため、構えた際にヘッドが大きく見え、安心感を得たい方は、前作のG430 MAXなどを検討しても良いでしょう。
価格が下がるのを待っていた方も多いと思いますが、在庫がなくなる前に購入することをおすすめします。今後さらに価格が下がる可能性も否定できませんが、それよりも先に売り切れてしまう可能性の方が高いため、在庫がある今のうちに購入しておいた方が後悔しないでしょう。
お得に新品のドライバーを手に入れて、これからのゴルフを楽しんでください!
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