【買い逃し厳禁】人気メーカーマークダウンドライバー8選!旧モデルの選び方も解説

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テーラーメイド「Qi35」シリーズ、キャロウェイ「エリート」シリーズ、PING「G440」シリーズと各社から2025年2月に新しいドライバーが発売されたことで、マークダウンモデルの価格が下がっています。現在、マークダウンモデルはYahoo!ショッピングなどでも手頃な価格で購入できます。

今回はゴルフライターの鶴原弘高さんが、お買い得になったマークダウンドライバーをピックアップ!高性能なドライバーを安く購入したいと考えているゴルファーの皆さん、必見です。

テーラーメイド「Qi10」シリーズ

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テーラーメイドの前作Qi10シリーズが値下げされています。ご覧の通り49,500円と、元の価格から約半額です。少し前はマークダウンされた旧モデルが39,800円、さらにその前は29,800円で販売されていましたが、現在の価格高騰により、半額近く値下がりしても49,500円となっています。新作のQi35モデルは99,000円と約10万円するため、新品のQi10シリーズが5万円弱で購入できるのはお得と言えるでしょう。

現在(※価格は2025年3月24日時点)、まだ在庫があります。特に人気なのはQi10です。Qi10ドライバーはPGAツアープロの多くが使用していたモデルで、2025年シーズンになってもローリー・マキロイ選手などはQi35ではなくQi10を使用しています。

そう考えると、「今買っておくのは良いのではないか」と感じませんか?

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Qi10ドライバーと新しいQi35ドライバーの違いは、ヘッドの投影面積です。新作のQi35コアモデルは投影面積がMAXモデルと同程度大きいため、それが安心感につながると感じる人もいれば、大きすぎると感じる人もいます。

そのため、今改めてQi10を見ると、ヘッドサイズがちょうど良いと感じる人も多いでしょう。見た目にも大きすぎず、LSモデルほど小さくもありません。「今これを見たらちょうど良い」と思う人は、この機会に購入すべきだと思います。

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テーラーメイドQi10シリーズのMAXモデルもまだ在庫があり、テーラーメイド公式オンラインショップでの価格は同じです。以前からこのクラブが気になっていたけれど購入をためらっていた人は、価格が下がっているこの機会に試してみるのも良いでしょう。

改めてQi10シリーズのスタンダードモデルとMAXモデルの違いを説明します。MAXモデルは10K(上下左右の慣性モーメントが10,000を超えたモデル)であり、曲がりにくいドライバーの代表格です。

Qi10 MAXの打感としては、ヘッドが大きいにもかかわらず球がつかまりやすく上がりやすいという特徴があります。スピンも比較的入りやすいです。球が上がりにくくて困っている人や、方向性が左右にばらつく、特に右に曲がるミスが多い人は、Qi10シリーズのスタンダードまたはMAXモデルを使用することで改善が見込めるかもしれません。

ただし、注意点として、Qi10 MAXはヘッド自体が重量があり重いため、ある程度のパワーがあるゴルファーの方が扱いやすいでしょう。

新作のQi35にもMAXモデルがありますが、基本性能はQi10 MAXと大きく変わりません。Qi35 MAXはわずかに重心が低くなったため、スピン量がやや減る傾向にあり、これがQi10 MAXとの違いと言えます。したがって、スピン量が少なくて困っているゴルファー以外は、Qi10 MAXで十分でしょう。

テーラーメイド「ステルス グローレ」シリーズ

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先ほどQi10 MAXはヘッドがやや重く、ある程度パワーのあるゴルファー向けと述べましたが、そうでない方に適したモデルもあります。テーラーメイドの公式Yahoo!ショッピング店では、テーラーメイド ステルスグローレが39,930円というお手頃な価格で販売されています。

ステルスグローレは基本的にヘッドスピードが40m/sに満たないゴルファー向けの性能設計となっているため、Qi10 MAXを重く感じる方にはこのステルスグローレが最適です。しかも、Qi10シリーズよりもさらに1万円も安価です。女性で白ティーからプレーしようと考えている方や、背の高い女性であれば、このメンズモデルでも十分対応できる可能性があります。特に10.5°のRフレックスなどは良い選択肢となるでしょう。

もしシャフトが長すぎる場合は、グリップエンド側をカットして調整することも可能です。それがこのステルスグローレの特徴の一つです。

ステルスグローレは、おそらく後継機種が登場しないかもしれません。なぜなら、Qi35シリーズにはMAX LITEという軽量モデルが用意されているため、今後グローレシリーズが継続されるかは不透明です。最後のモデルになる可能性もあるため、購入を検討するのも良いかもしれません。

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また、ステルスグローレのプラスドライバーも存在します。プラスの特徴は、カチャカチャ(弾道調整機能)が搭載されている点です。通常の接着式とは異なり、シャフトの交換が可能です。ヘッド自体は球のつかまりが良く、上がりやすい設計となっています。

そのようなヘッドを好みつつ、もう少ししっかりしたシャフトを使用したいというゴルファー、具体的にはヘッドスピードが40m/s以上43m/s程度の方には、このクラブも非常に面白い選択肢となるでしょう。価格は43,010円と通常モデルよりわずかに高いですが、非常にお買い得な価格設定となっています。

キャロウェイ「パラダイム Ai SMOKE」シリーズ

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次にキャロウェイを見ていきましょう。キャロウェイの2024年モデルパラダイム Ai SMOKEも価格が下がり、まだ在庫があります。価格はテーラーメイドとほぼ同じで、どのモデルも49,500円となっています。

シリーズでは、トリプルダイヤモンドは新品ではほとんど残っていませんが、MAX、MAX-D、MAX FASTはまだ購入可能です。これらのモデルも昨年気になっていたけれど購入しなかった方は、今が買い時かもしれません。

前作のAi SMOKEはシリーズ通してどれもよくできてました。シリーズで何が良かったかと聞かれたら僕はAi SMOKEと答えたと思います。なので、どれを買ってもいいけど、やはりゴルファーによって合うあわないはあります。

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キャロウェイのモデルはシリーズを通して低スピン設計となっています。低スピンで強い打球を打ちたい方は、Ai SMOKEシリーズから選ぶのも良いでしょう。もちろん他メーカーにも低スピンモデルはありますが、キャロウェイの特徴はやさしさを保ちつつ低スピン性能を実現している点であり、新しいモデルへの買い替えを検討している方にはおすすめです。

新しいエリート シリーズも発売されていますが、エリートはウェイトの配置が変更されています。逆に、レール式の移動式ウェイトが使いやすくて好きという方は、あえてAi SMOKE MAXを選ぶのも良いでしょう。

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また、幅広い層に人気があり、アマチュアゴルファーにちょうど良いのがAi SMOKE MAX-Dです。アメリカのゴルフクラブ評価サイトでは、このMAX-Dがシリーズ内で最も高い評価を得ています。Dという名称からもわかるように、ドローバイアスでボールをつかまえやすい設計でありながら、多くのアマチュアによるテストで高い評価を得ています。

したがって、スキルレベルに関わらず、ボールのつかまりを重視する方にはこのMAX-Dが合う可能性が高いです。つかまりやすさはスキルレベルにあまり左右されません。少しボールをつかまえたいと考えている方は、MAX-Dも49,500円という同じ価格で購入できるため、検討してみる価値はあるでしょう。

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そして、軽量モデルのMAX FASTも現在入手可能です。このモデルは接着式のネックを採用しており、基本的な性能はMAX-Dに近いですが、軽量で振り抜きやすいのが特徴です。これも優れたモデルだと思います。

ヘッドスピードが40m/s前後から43m/s程度の方にはMAX-Dが適していると思いますが、40m/sを下回る方にはMAX FASTの方が飛距離を出しやすいかもしれません。

PING「G430」シリーズ

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最後に紹介するのはPINGです。PINGのG440が2025年2月に発売され、非常に売れています。

しかし、G430が悪かったわけではなく、こちらも長期間にわたり人気を集めたモデルです。一般的にゴルフクラブは発売後3ヶ月で販売数がピークを迎え、その後減少しますが、PINGのクラブは長く売れ続ける傾向があります。

テーラーメイドやキャロウェイが1年ごとにモデルチェンジするのに対し、PINGはより長い期間同じモデルを販売します。そのため、この2月にG440が発売されたPINGの場合、G430も旧モデルとして長く市場に残るでしょう。昨年G430 MAXが気になっていたけれど購入しなかった方は、今でも十分に良い選択肢だと思います。

G440では、まずヘッドの投影面積が変更されました。一般的に決して小さくはありませんが、PINGのG430と比較するとG440はややコンパクトに見えます。そのため、構えた際にヘッドが大きく見え、安心感を得たい方は、前作のG430 MAXなどを検討しても良いでしょう。

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今回はテーラーメイド、キャロウェイ、PINGの旧モデルを紹介しました。非常にお得な価格になっています。シャフトを自分のものに交換したい、あるいは新しいシャフトにリシャフトしたいと考えている場合、旧モデルの方がコストを大幅に抑えられます。

価格が下がるのを待っていた方も多いと思いますが、在庫がなくなる前に購入することをおすすめします。今後さらに価格が下がる可能性も否定できませんが、それよりも先に売り切れてしまう可能性の方が高いため、在庫がある今のうちに購入しておいた方が後悔しないでしょう。

お得に新品のドライバーを手に入れて、これからのゴルフを楽しんでください!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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