朝の腹痛や吐き気…原因は「ストレス」?自律神経の乱れが影響か

MELOS -メロス-
朝吐きそうになることが多い。お腹が痛い。それはストレスが原因かもしれません。

心療内科BESLI CLINICの田中奏多先生監修のもと、ストレスと吐き気の関係について見ていきましょう。

【MELOS】

なぜ?ストレスで吐き気がする理由

ストレスによって自律神経に不調が生じて、脳幹部にある嘔吐中枢が刺激されると、吐き気が起こると考えられています。

また、逆流性食道炎※を発症することで、吐き気が現れるケースもあります。

朝に吐き気を感じることが多いのはなぜ?

ストレスのせいで寝不足になったり、睡眠の質が低下したりすると、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行えなくなり、交感神経が優位な状態になります。

その結果、食べた物の消化を促進する働きをもつ副交感神経よりも、消化を抑制する働きをもつ交感神経の作用が強くなり、夜に食べたものの消化不良が起こるため、翌朝に吐き気を生じやすくなると考えられています。

体のストレスサイン、気づくチェックポイント

10個以上当てはまる場合は、体からストレスサインが出ている可能性があります。

頭が重い、痛いことがよくある
腹痛がある
めまいがある
立ちくらみがある
胸に圧迫感があり苦しい感じがある
動悸がする
肩がこりやすい
腰が痛い
全身に倦怠感がある
下痢、便秘を起こしやすい
のどが痛い、詰まる感じがある
手足がしびれる、震える
朝の気分がすぐれない
寝つきが悪い
人に会うのが億劫になっている
集中力に欠ける
決断力がない
不安やイライラ感がある
仕事等やる気が出ない
根気が続かない


チェックリストに当てはまる方は、自律神経失調症を発症している可能性もあります。

自律神経失調症の主な要因は「ストレス」と「生活リズムの乱れ」です。その他、体質や環境の変化、ホルモンの影響を受けて生じることもあります。

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