とくに理由はないけれど、“なんとなく”会社に行きたくない!心理カウンセラーが考えるその原因

MELOS -メロス-
とくに思い当たる理由はないけれど、「なんとなく」仕事に行きたくない。心理カウンセラー佐藤城人さんが、その理由をお届けします。

脳が疲れていると、ズルズルと行動できない状態が続く

たとえば、朝起きて「なんとなくだるい。あと5分布団の中にいよう」と考えたことはありませんか?

しかし、30分経ってもズルズルと「あと5分」を繰り返してしまう。これは、「身体の疲労」と「脳の疲労」が混同している状態と考えられます。

【MELOS】

脳の疲労は、身体が痛むわけではありません。そのため「なんとなくだるい」と感じます。倦怠感と呼ばれるものです。 

もし、「なんとなく」のだるさや疲れを感じた場合、脳の疲労の可能性があります。

この場合、上述したように身体を横にしていても、なかなか回復には至りません。脳のエネルギーの回復に必要なことは、新鮮な空気や栄養を脳に送り込むことだからです。

なぜ脳の疲労は起きる? 脳の疲れを引き起こす2つの要因とは

では、なぜ脳の疲労は起きるのでしょうか。

「今ここ」に居ない使い方をすると、脳はへとへとになる
マインドフルネスでは「今ここ」が大事と言われますね。これは、脳の活動が「今ここ」に居ないときに、脳が疲労するからです。

「なぜミスをしたのだ」「明日こそ取り戻そう」「あの上司のせいだ」などと考えてしまうと、意識が過去や未来、他者へと意識が向いてしまい、「今ここ」に集中できなくなってしまいます。 

【MELOS】

休日の夕方、あなたは頭の中で、何を考えているでしょうか。

もしかすると、明日の仕事や上司、得意先など、「今ここ」ではない方向に、過剰に意識が引っ張られたり、グルグル思考に陥っていたりしませんか? これでは脳みそ君もヘトヘトになりそうです。 

「自分なんか、でも、どうせ」のように、マイナスの使い方をするのも、脳のエネルギーを奪います。

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