ゴルファーのための食事学「ゴルファーにとって、ナトリウムとは?」
今回は人体にとって欠かすことのできない栄養素の一つ『ナトリウム』に着目します。
「ナトリウムとは?」「どの位必要なの?」これらについて解説します!
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ナトリウムの役割とは?
摂りすぎるとむくみや高血圧、がん(胃や食堂)のリスクを高めますが、不足は筋疲労を起こすとともに、特に気温の高いこの季節は熱中症予防において不可欠です!
ナトリウムが過剰になると?
ナトリウムが不足すると?
適切な摂取量とは?
先述した通り、食塩=ナトリウムではありません。食塩のうち、約40%がナトリウムに相当します。ナトリウムは食品中で塩化ナトリウム(食塩)の形で存在することが多い為、目標量は食塩として考えることが一般的です。
あなたは足りている?
日本人は塩や醤油、味噌など調味料からの摂取が多い傾向にあるため、各国と比較しても食塩の摂取量は過剰傾向にあります。
ナトリウムが不足しやすい運動中はスポーツドリンク等で補う必要がある一方、食事から摂る塩分は控える必要がある方が多いと言えます。
ゴルファーとナトリウムの関係とは?
前回のコラムで述べさせていただいた通り、多量の発汗時に水のみを摂取した場合、熱中症の一種である『熱けいれん』のリスクが上昇します。
食事量の増加に伴い塩分の量も過剰傾向にあるアスリートですが、スポーツ中のナトリウム摂取は不可欠です。
以下、ラウンドをする際のポイントを記載させていただきます。
ラウンド前は基本的に『水分』の摂取のみ
ラウンド中は、糖分や塩分を含むスポーツドリンクを中心に摂取
ラウンド後すぐに食事を摂ることが可能な場合は『水分』の摂取のみ。食事との間が空く場合には、ラウンド中と同様に糖分や塩分を含むドリンクや軽食を摂る
上記を参考に、ナトリウムの適正な摂取ができるとよいですね。
それぞれのミネラルにおける目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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