【東海大札幌】悔しさを糧に終盤力を強化 道勢初の快挙目指す(北海道)
雪上ダッシュにスケート 雪国ならではの練習法
アンケートでは、野球に関することでもっとも印象に残っていることについて、昨秋の秋季北海道大会優勝を挙げた部員が20人中10人を占めた。一昨年(2023年)秋季北海道大会決勝は、4点リードをひっくり返されて、延長タイブレークの末、北海に敗れた。遠藤愛義(なるよし)監督が、主力の矢吹太寛投手を「(あの試合で)負け投手になってから、精神的にも投手としても成長した」と評したように、悔しさを糧に成長した選手も多い。その分、センバツを引き寄せた優勝の喜びはひとしおだった。
冬場は他の雪国の高校と同じく、練習メニューが制限されるが、寒さを逆手に取ったトレーニングに励んでいる。その一つが「雪上ダッシュ」。踏み込みづらい雪上で、坂道ダッシュを繰り返し行うことで下半身強化を図ってきた。通常の坂道ダッシュよりも負荷がかかるという。また、アイススケートにも取り組み、リンクを2時間ほど滑って下半身や体幹を鍛えている。
センバツでは応援も注目ポイントの一つ。全国大会に出場したダンス部がチアリーダーとして参加し、東海大大阪仰星の吹奏楽部が「友情応援」でスタンドを盛り上げる。
出場校中、割合がトップだった「将来の夢」は・・・
プロ入りしたOBも、高校から直接入団した門別啓人選手(阪神)、東海大からドラフト指名された伏見寅威選手(日本ハム)、大学・社会人を経由した今川優馬選手(日本ハム)ら進路は多彩で、社会人野球選手が取り立てて多かったわけではない。今年の選手たちからは仕事と両立させながら、長く第一線でプレーしたい意欲がうかがえた。
趣味や過去の習い事について聞くと、伊藤悠雅選手は趣味に「スノーボード」、砂田左漸(さぜん)選手は幼い頃に「スピードスケート」と「スキー」を習っていたと回答。双子で打線を引っ張る双子の太田勝心選手と勝馬選手の趣味は、同じ「古着屋巡り」で息もぴったりだ。