連勝、連敗チームがなく、早くも漂う混戦の予感。J3初参戦の栃木Cは開幕戦でインパクトを放つ【マンスリーレポート(2月):明治安田J3】

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【©J.LEAGUE】

15日に開幕した明治安田J3リーグは、2月に2節分が開催。北九州、金沢、八戸、松本の4チームは第1節が全クラブのスタジアム確保状況等の影響から4月に行われるため、1試合を消化するにとどまった。

2試合を終えて開幕2連勝を達成したチームはなく、逆に2連敗を喫したチームもいない。全チームが1以上の勝点を手にしており、早くも混戦の予感を漂わせている。

1年でのJ2復帰を目指す栃木SCは開幕戦で高知を撃破したものの、2節では相模原に惜敗。新戦力の五十嵐 太陽がさっそく結果を出しており、この新たな10番が攻撃のカギを握りそうだ。

同じくJ2復帰を狙う鹿児島は2試合を終えて勝利がない。群馬は2節に栃木Cを下し、初勝利を手にしている。

今季よりJ3に参入した栃木Cは、その群馬に敗れたものの、開幕節では相模原を下し、いきなりインパクトを放った。都倉 賢ら経験豊富な新戦力が、今後も重要な役割を担うだろう。

同じくJFLから参入した高知は2試合を終えて白星を手にできていない。2試合連続無得点に終わっており、攻撃陣の奮起が求められるだろう。

2節を終えて首位に立ったのは沼津だ

2節を終えて首位に立つ沼津は、開幕戦で鳥取に3-0と快勝。2節では松本に引き分けたものの、ベテランの川又 堅碁にゴールが生まれたのは、今後に向けての好材料だ。

昨季はプレーオフに進出した福島は、2試合勝利なし。攻撃的な戦いは健在ながら、2試合で5失点の守備面に不安を残している。同じくプレーオフに進んだ松本は沼津と引き分けスタートに。FC大阪は開幕戦で岐阜と引き分けたものの、続く琉球戦に勝利し、1勝1分とまずまずの滑り出しを見せている。

樺山 諒乃介、河辺 駿太郎ら攻撃陣に新戦力を加えた北九州は、今季の初陣となった2節の長野戦で2-0と快勝。昨季は得点力不足に苦しんだチームだが、今季は勢いのある戦いを実現できそうだ。

初戦となった2節で鹿児島を下した金沢も注目チームとなる。新戦力のパトリックがいきなり結果を出しており、J1通算101得点を誇るブラジル出身のストライカーが、J2復帰へのカギを握るだろう。

 
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