「愛情不足のまま成長した男性」には、どんな特徴が見られる?
「人付き合いが苦手」「自信が持てない」「恋愛がうまくいかない」——そんな悩みの根底には、子どもの頃の愛情不足が関係しているかもしれません。
愛情不足で育った男性にはどのような特徴があるのか。親子関係心理学の専門家・合同会社serendipity代表の三凛さとしさんが解説します。
「愛情不足で育った人」とはどんな人か
一般的に、以下の理由などにより「大人になってから人とうまく関係を築けない状態=愛情不足」とすることが多いと思います。
・幼少期から身体的な愛情表現が少なかった
・親からよく否定されたり無関心な態度を取られた
・厳しすぎるルールや期待を押し付けられた
・放置、ネグレクトの経験がある
・家庭環境が不安定だった
・条件付きの愛情しかもらえなかった
・他の兄弟、姉妹と差をつけられた
※リンク先は外部サイトの場合があります
愛情不足で育った男性の特徴
1.自己肯定感が低い
「自分には価値がない」「どうせ誰にも認められない」と思い込んでしまいがち。成功しても「運がよかっただけ」と考えたり、少しのミスで「やっぱり自分はダメだ」と落ち込むことが多い。
※リンク先は外部サイトの場合があります
「感情を出すのは弱さ」と思い込んでいることが多く、悲しみや怒りを抑え込んでしまう。結果として、ストレスをため込みやすく、人間関係の中で本音を言えないことが多い。
3. 人間関係が極端(依存 or 避ける)
「見捨てられたくない」と強く思うあまり、特定の人に過度に依存してしまうタイプと、逆に「どうせ関わっても傷つく」と考えて距離を取ってしまうタイプがいる。
4. 恋愛で不安を抱えやすい
パートナーに愛されているかどうかを常に気にしてしまい、少し連絡が遅れただけで「嫌われたのでは?」と不安になる。
また「自分なんかが愛されるはずがない」と思い、幸せな関係を築くことが難しくなることも。
5. 「頑張らなければ認められない」という思考
「努力しなければ価値がない」と思い込み、過剰に仕事を頑張ったり、自分に厳しすぎるルールを課してしまう。「休んだらダメだ」と無意識に思っていることも多い。
※リンク先は外部サイトの場合があります
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ