“野球大好き芸人”トータルテンボスの情熱たっぷりの野球愛 巨人&ロッテへの期待と“ハンパねぇ”爆笑エピソード

トータルテンボス 【写真:三和直樹】

 毎週月曜日18時から、TVer完全オリジナルコンテンツ、フジテレビ『好プレー珍プレーニュース すぽると!on TVer』がVOD配信されている。MCを務める東中健、宮本真綾のフレッシュなアナウンサー陣が、毎週、様々なゲスト招いて野球を中心として週末のニュースを取り上げる。

 2月10日の配信には、“ハンパねぇ”ゲストとして、深い野球愛を持つお笑いコンビ「トータルテンボス」の藤田憲右&大村朋宏がスタジオ出演。ロッテファン&巨人ファンでもある2人が、最新の野球情報に熱視線を送りながら爆笑エピソードを次々と披露した。

「もうあの子と付き合うな」から始まった

 小学、中学の同級生として1997年にコンビ結成。下積み時代を経て、M-1グランプリ2007で準優勝し、爆笑オンエアバトルチャンピオン大会3連覇(2008〜10年)でも爪痕を残したトータルテンボスは、「野球大好き芸人」としても名を馳せる。2人は小学5年生から同じユニフォームに袖を通した、とのことだ。

「僕は元々、名古屋に住んでたんですよ。で、小学3年になったら絶対に部活に入らなくちゃいけなくて、周りの友達がみんな野球部に入ったので僕もって感じで野球を始めました。それで小5のときに静岡に引っ越したんです」(藤田)

「僕は4年生の頃から野球チームに入っていて、藤田が小5で転校してきたときに『僕も入りたい』って言ってきたんで自分のチームを紹介したんです。で、いきなりその週の日曜日に試合があったんですけど、ドシャ降りの雨で中止になって…。でも当時から僕はいたずらっ子だったんで、藤田には『試合あるよ』って言ったんです。ちょっと離れた場所での試合だったので『あっちは快晴らしいよ』って(笑)」(大村)

「いや、そう言われたら行きますよね。当時は携帯とかもなかったですから。それで、父親と一緒に試合会場まで行って、ユニフォームに着替えて、一緒に傘さして待ってたんですけど、ザーザー降りだし、もうグラウンドは湖みたいになってるし、誰も来ないし…。『これ、ないね』って…(苦笑)。親父には『もうあの子と付き合うな』って言われましたよ」(藤田)

2人の今季の注目選手は?

 その“波乱”から始まった2人の関係は、中学でも同じ野球部のチームメイトとして続き、高校では大村が「坊主が嫌で」という理由でハンドボール部に入った一方、アフロヘアーをトレードマークとしていた時期も長かった藤田は高校でも野球部に入り、ピッチャーとして活躍。3年時の夏の地方大会ではエースとして2試合連続1安打完封勝利の武勇伝も持つ。

 そんな2人がスタジオに登場すると、冒頭から「大迫半端ないって」が流行る前から決め台詞として使用していた「ハンパねぇ」をここぞとばかりに繰り出した。そして藤田が「地元の奴がドラフト指名されてからロッテを応援するようになった」と元ロッテの小野晋吾との関係性を語ると、大村は「僕はジャイアンツです」とキッパリ。そのひと言から「サンフランシスコ?」、「じゃないです。ロッテです」、「ロッテジャイアンツ!韓国の方の?」、「間違えました。読売です」と息の合った掛け合いを披露して番組がスタートした。

 そして番組本編では、12球団の春季キャンプ最新情報が現地映像とともに紹介され、トータルテンボスの2人は熱心に見入った上で、それぞれ今季の注目選手を投打1人ずつ発表した。

 大村は、大注目の楽天のドラフト1位ルーキー・宗山塁と復活が期待されるヤクルトの奥川恭伸をピックアップ。それぞれの“推しポイント”を映像を交え、「ジャイアンツファンなんですけど」と言いながらも他球団の選手を熱血プレゼン。一方の藤田は「僕はもうロッテファンなんで」として、プロ2年目のスラッガー・上田希由翔と、ソフトバンクからFA加入した石川柊太の2人を推薦。合間に“笑い”を交えながら、元エースの視点とファンならではの目線でエールを送った。

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著者プロフィール

★毎週月曜よる6時頃~1週間のVOD配信!★ TVer完全オリジナルスポーツコンテンツ! 今年3月に配信スタートした『すぽると!on TVer』がニューアルして再始動。 週末のスポーツを中心に珠玉の好プレー珍プレーをたっぷりお届けします! MCにはフジテレビアナウンサーのフレッシュコンビ!そして番組ご意見番として東北楽天ゴールデンイーグルス取締役シニアディレクター石井一久さんが出演! そして毎回代わる代わる登場するゲストにも注目!プロ野球大好き芸人やプロ野球選手、レジェンド選手が登場予定。出演者たちのどんな好珍コメントが飛び出すのか?!こちらも注目です!!

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