きなこ、食べ過ぎるとどうなる?意外なデメリットとは

MELOS -メロス-
栄養価が高く、消化吸収もよいため、大人にも子どもにもおすすめの食材であるきなこ。とはいえ、食べ過ぎた場合には当たり前ですがデメリットもあります。

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーターの山形ゆかりさんが解説します。

【MELOS】

不溶性食物繊維の摂り過ぎによる便秘

食物繊維は腸内環境を改善し、便秘を解消する効果が期待できます。一方、きなこに含まれる不溶性食物繊維を摂り過ぎると、便秘を引き起こすおそれがあるので注意が必要です。

不溶性食物繊維は、過剰に摂取すると便のかさが増えスムーズに排便できなくなり、逆に便秘を引き起こすことがあります。

便通を改善するためには、不溶性食物繊維だけではなく、水に溶ける性質を持つ水溶性食物繊維もバランスよく摂取することが大切です。水溶性食物繊維は、わかめや昆布、果物類に多く含まれています。

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水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが大事
ちなみに、この水溶性食物繊維も、摂り過ぎた場合は下痢を引き起こすおそれがあります。

その場合は、不溶性食物繊維が豊富な食材を摂りましょう。不溶性食物繊維は、きなこの他には野菜やキノコ類に多く含まれます。

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カロリーオーバーによる肥満
きなこは栄養がギュッと詰まっていますが、100gあたり約400kcal含む食材です。また、脂質や炭水化物も豊富に含むため、摂り過ぎると肥満の原因になるおそれがあります。

和菓子やお餅と一緒に食べる場合は、ついかけすぎてしまうことも。カロリーオーバーに注意しましょう。

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