「親からの愛情不足で育った大人」の特徴とは。こんな問題行動や思考の偏り、ありませんか?

MELOS -メロス-
大人になってからも、自分の性格や行動パターンに悩むことはありませんか? その中には、幼少期に受けた親からの愛情の影響が根深く関わっている場合があります。

親からの愛情が足りないまま育った大人は、対人関係や自己評価においてさまざまな課題を抱えることが多いと言われています。知らず知らずのうちに問題行動や偏った思考に陥っているかもしれません。

親からの愛情不足は大人になってどのような影響を及ぼすのか、またそれによってどんな問題や生きにくさが出てくるのか探っていきます。

監修は、親子関係心理学の専門家・合同会社serendipity代表の三凛さとしさんです。

【MELOS】

親からの愛情が不足して育ってきた人には、どんな特徴が見られる?

親から十分な愛情を受けずに育った人には、おもに以下の特徴が見られることが多いようです。

多くの面において自己肯定感が低い
自分を価値ある存在として認識するのが難しいため、自信を持てない、自分を過小評価しがちです。

対人関係が不安定になりやすい
愛情を受けた経験が多くないため、他者との親密な関係を築くことが苦手で、依存的になったり逆に距離を取り過ぎたりします。

感情のコントロールが苦手である
感情のコントロールが苦手で、ストレスや不安に対して過敏に反応する、過度に喜ぶなど感情的になりやすいです。

愛情不足で育ってきた人は、どんな思考の偏りが生まれやすい?

愛情不足の環境で育つと、以下のような思考の偏りが生じやすくなります。

「他人の評価がすべて」
親からの肯定を得られなかったことで、他者の評価に依存しがちで、自分自身の評価基準を持つのが難しくなります。

人は多少なりとも他者の評価で生きている部分はありますが、愛情不足で育った人は、大部分を他者評価に委ねてしまいがちです。

「自分は愛される価値がない」
幼少期に愛されなかったという経験から、自分は愛されるに値しない存在だと思い込み、「どうせダメ」など自らの可能性を制限することが多いです。

「完璧でなければならない」
他人に認められるために、自分を完璧であるべきだと強く思い込み、失敗や不完全さを極端に恐れる傾向があります。

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