「代替肉」、普通のお肉とどう違う?マッスルデリ管理栄養士が解説

MELOS -メロス-
 体を鍛えている筋トレ民も、細くなりたいダイエット民も、時には食べすぎ、飲みすぎることもあるでしょう。どうやったらリカバリーできるのか。ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・瀧川みなみさんに、よくあるギモンを聞いてみました。

 SDGs時代に突入し、多くの企業が環境保全活動に取り組むようになっています。その中のひとつに、植物ベースの肉を取り扱うことで環境への負担を軽減しようとする試みがあります。

 「大豆ミート」、「代替肉(だいたいにく)」「プラントベースフード」……最近耳にするようになったワードですが、どんなものなのか曖昧な人も多いのでは。これらの食品を食べることで、どんなメリットがあるのでしょうか。

【MELOS】

Q.「大豆ミート」や「代替肉」、「プラントベース」とは何でしょうか?

 大豆ミートとは、油分などを絞った大豆を加工し、お肉の食感や形状が再現された食品のことです。プラントベースとは、動物由来の原材料を使わず、植物(プラント)由来の原材料を使用した食品全般のことを指します。代替肉のひとつとしてプラントベースが存在し、「オルタナティブミート」「フェイクミート」「ベジミート」と呼ばれることもあります。

 大豆ミートはお肉のように利用できますが、あくまでも植物が原料となるので、肉の代用(いわゆる「代替肉」)として利用されるシーンが増えてきています。

 大豆ミートを代表とするプラントベースの代替肉は、従来までは主に宗教や信条、体質などの理由で肉食をしないベジタリアンやヴィーガンの方を中心に食べられていました。ですがここ最近ではSDGs(環境問題、食糧問題、食の多様性など)への関心の高まりや、商品自体の味や栄養価などの品質の向上を背景に、徐々に注目が集まってきています。

 今では一般的なスーパーでも見かけるようになり、手軽に誰でも手に取れるようになりつつあります。

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