【週間MVP】セパともに“勝ち星を逃した”投手がMVP⁉︎ 野手陣は巨人とソフトバンク勢が上位多数
4月14日の阪神戦で8回2失点の力投を演じた中日・梅津。勝ち星こそ逃したが、圧巻の13奪三振だった 【写真は共同】
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トップに立ったのは前回2位だった巨人の4番
【データ提供:データスタジアム】
対象期間の5試合では打率.429のハイアベレージを残したのに加え、2本のアーチを描くなど自慢の長打力も発揮。4月9日のヤクルト戦では逆転タイムリーと追撃のソロでチームの全3得点をたたき出し、山﨑伊織の今季初勝利をアシストした。
2位 村上 宗隆(ヤクルト)
このところは打撃が低調だったが、4番を外れ2番に座った4月13日のDeNA戦でタイムリーを放ち、シーズン12試合目にして今季初打点をマーク。翌14日の試合では待望の1号アーチも飛び出すなど、2戦連続となるマルチヒットを記録した。
3位 萩尾 匡也(巨人)
リードオフマンとして存在感を示している2年目外野手が3位にランクイン。4月12日の広島戦では、6回に猛攻の口火を切るヒットを放つなど1イニング2安打を記録。14日の試合では逆転2ランで勝利を呼び込み、チームの6連勝に貢献した。
自己最多の13奪三振を記録した中日・梅津が1位に
【データ提供:データスタジアム】
4月14日の阪神戦で先発し、自身初の2ケタ奪三振を記録するなど8回2失点の力投を見せた。圧巻だったのは8回のマウンド。球数はすでに100球を超えていたが、1番から始まる相手の攻撃を三者三振に封じて奪三振数を13まで伸ばした。
2位 村上 頌樹(阪神)
本拠地・甲子園での今季初戦となった4月9日の広島戦に先発し、7回2安打無失点の好投。相手先発・床田寛樹も7回1失点と力投を見せる中、昨季のMVP右腕が相手に得点を与えることなく救援陣にバトンを渡し、チームに勝利を呼び込んだ。
3位 大瀬良 大地(広島)
4月11日の阪神戦で相手先発・西勇輝と息詰まる投手戦を展開。初回、3回、6回と3度ピンチを背負うも、要所を締める投球で得点は許さず7回無失点。自身に白星はつかなかったものの、チームの勝利につながる好投を披露した。