【笠松競馬10R 笠松グランプリ予想】強力遠征勢の中でもベストマッチョが馬券の軸

情報提供:オッズパーク

写真は昨年優勝馬ルーチェドーロ 【提供:岐阜県地方競馬組合】

(全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康)

 岩手のラブバレットが3連覇した後も、直近5年は兵庫→高知→兵庫→高知→川崎と遠征勢の勝利が続く笠松グランプリ。今年も豪華な顔ぶれがそろって、東海地区の馬たちは厳しい戦いを強いられそう。

 その遠征勢の中でも馬券の軸として期待したいのが川崎のベストマッチョ。今年も各地の重賞短距離路線でコンスタントな活躍。昨年のこのレースでは厳しい展開をしのいで僅差の3着に頑張っており、モマれる心配のない11番枠なら大崩れはしないとみた。門別のクーファアチャラはここ3戦で重賞2勝。前走の金沢スプリントカップでは後続を全く寄せ付けない逃げ切り勝ち。いかにも小回りの笠松向きのタイプですんなり先行できれば勝機十分。川崎エアアルマスは重賞・東海ステークス勝ちなど、バリバリの中央オープン馬として活躍してきた実力馬。転入後は4着が最高だが、いずれも中央交流で相手はそろっていた。このメンバーなら変わり身があっていい。

 川崎ルーチェドーロは昨年の勝ち馬。厩舎コメントを見ると昨年ほどの勢いはないかもしれないが、コース相性の良さに期待。兵庫のパールプレミアはテンのダッシュ力が武器。1枠だし、この相手でもハナを切って押し切るシーンがあっても驚けない。
◎(11)ベストマッチョ…今年は重賞勝ちこそないものの、3走前には地元のオープンを勝っているし、4月の東海桜花賞、前走の兵庫ゴールドカップで2着と安定した走りはできている。年齢的な衰えは感じないだけに、昨年3着の雪辱を晴らす可能性は十分だ。

○(4)クーファアチャラ…今シーズンは6戦して2勝、2着3回。唯一馬券から外れたのは1700m戦の5着で、短い距離では大崩れしていない。前走の金沢スプリントカップでは先手から堂々の逃げ切り勝ちで、着差以上に強い内容だった。このメンバーでも好勝負を期待。
▲(5)エアアルマス…JRAの重賞・東海ステークスを勝つなど、実績ではメンバー中でも屈指。川崎転入後は4→7→8着ともうひとつだが、JRA交流重賞だったことを考えると悲観する内容ではない。地方全国交流なら好位追走からの抜け出しがありそう。

△(3)ルーチェドーロ…昨年の笠松グランプリの覇者。今年は陣営のトーンがひと息だが、昨年も6月以来の競馬で好走しているように鉄砲に問題はない。4月東海菊花賞勝ちを含めて、東海地区とは相性がいいだけに要注意だ。

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x(1)パールプレミア…2走前には笠松のサマーカップを逃げて快勝。その時もそうだったが、とにかくテンのスピードが速く、この相手でも1枠を得たとなれば先手を奪える可能性は高い。逃げ有利な馬場になっていればチャンスはあろう。
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