なすは皮ごと食べて!野菜の栄養、逃さず体に取り入れましょう

ココカラネクスト

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 今回はなすの栄養効果についてお伝えしていきます。

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「ナスニン」の健康増進・老化防止効果

なすを語る上で欠かせないのが鮮やかな紫色の色素ナスニンです。

ナスニンはポリフェノールの一種です。

ポリフェノールは、増え過ぎると体に害を与えてしまう活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用があり、がんや動脈硬化といった生活習慣病や老化の防止などに効果が期待されています。

ナスニンは皮の部分にのみ含まれているため、皮を剥いてしまうと、摂取することができません。

なすを調理する際はぜひ皮ごと使いましょう。

皮の独特の食感が苦手な方は、ピーラーで縦縞になるように剥くと食べやすくなります。

ナスニンの他にもう一つ、クロロゲン酸というポリフェノールも含まれています。

なすを切った際の変色やアク抜きをせずに調理をした際のえぐみはクロロゲン酸によるものです。

クロロゲン酸にはナスニン同様に抗酸化作用があります。

夏の強い紫外線によって体内では活性酸素が発生します。

したがって、屋外での活動の多い方にはなすのように抗酸化物質を多く含む野菜がおすすめです。

「不溶性食物繊維」が腸内環境を整える

食物繊維には、便の材料になる不溶性食物繊維と、腸内環境を整える水溶性食物繊維があります。

なす100gには不溶性食物繊維が1.9g含まれており、不溶性食物繊維を多く含む野菜の代表格であるごぼう(100g当たり3.4g)の約半分も含まれています。

これは、成人の1日の摂取目標量の約1/10量に値します。

なすは柔らかく、食べやすいのでたくさんの食物繊維を摂りやすい食材です。

鍼灸を行うことでも腸内環境を整え、便秘解消に効果があります。

便秘に有効なツボを取ることによって、便秘の解消を図っていきます。

症状や体質に合わせて、鍼やお灸を併用し、排便の機能を調整・大腸の正常の働きを回復する効果が期待できます。

そして便秘の真の原因、腸の冷え、腸の疲れ、ストレス、などにアプローチすることによって、鍼灸をより効果あるものにしていきます。

最後に全身のバランスを整え、身体の中から便秘を解消するよう胃腸の機能を調整していきます。

便秘に悩まされている方は、なすを食べて鍼灸を行い腸内環境の調整をしてみてはいかがでしょうか?

[文:meilong スタッフ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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