ラ・リーガ、世界最大のeスポーツ組織と合同事業へ

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【(C)LaLiga】

ラ・リーガとドバイを拠点とする世界最大規模のeスポーツ組織ギャラクシー・レーサー(GXR)は9月6日、中東・北アフリカ(MENA)、南アジア地域におけるラ・リーガのブランドイメージを刷新すべく、15年スパンの合弁事業を行う基本合意書にサインしました。

GXRは中東・北アフリカ、北米、東南アジア、南アジア、ヨーロッパで事業を展開する世界最大規模のeスポーツ、ゲーム、エンターテイメント組織で、グループCEOのポール・ロイが2019年に設立しました。

この合弁事業ではGXRがMENAと南アジア市場におけるラ・リーガのローカルパートナーとなり、同地域におけるスポーツの権利ビジネスを担う新しい取り組みで、30億ユーロ以上の収入が見込まれています。

基本合意書の署名後、ラ・リーガとGXRは契約の詳細をつめ、合弁会社を設立するための交渉に入ります。基本合意書にはラ・リーガとGXRがそれぞれ50%の出資率を担うことが明記されています。

さらにこの合弁会社は、世界で最も若年人口の多い地域の一つ(30歳未満の人口が13億人超)であるMENAと南アジアにおいて、ラ・リーガのブランドイメージをプロモートする新たな道を開拓すべく、ラ・リーガのテレビ放映権の代理店としても機能します。

この合意によりラ・リーガは、これらの市場に大きな影響力を持つローカルパートナー(GXRは世界中に5億人以上のフォロワーを持つ)、そして6つのメイン事業(ライセンス、コンテンツ制作、eスポーツ、インフルエンサー・タレントのマネジメント、マーチャンダイジング、ミュージック)で実績のあるプラットフォームを通じて、知的財産を活用する新しい道を拓くことができます。

GXRの創設者であるポール・ロイCEOは次のように述べています。

「ラ・リーガは非常に強力なブランドですが、MENAと南アジア地域のミレニアム世代とZ世代については未開拓で、その潜在力が十分に発揮されていません。今回の合意は若い顧客を惹きつける方法で彼らとつながるチャンスです。GXRにはラ・リーガの潜在力を引き出し、この地域の特定のターゲットが抱くブランドイメージの向上をサポートできるノウハウがあります」

ラ・リーガのエグゼクティブディレクター、オスカル・マヨも次のように述べています。

「市場が新たな成長期を迎えようとしている今は、この地域で我々のビジネスを次のレベルに引き上げ、次世代の若いスポーツファンをラ・リーガに導く良いタイミングです。 この歴史的パートナーシップにより、MENAと南アジア地域におけるラ・リーガとフットボールの人気は高まっていくでしょう。世界最大規模のトランスメディアとして豊富な経験を持つGXRは、我々がこの地域で新たなファンを開拓し、真のポテンシャルを発揮することをサポートしてくれる理想的なパートナーだと考えています」

またラ・リーガの中東・北アフリカ担当マネージングディレクター、マイテ・ベントゥラは「GXRとの提携は、ラ・リーガの世界戦略における重要な転機となります」と話しています。

「今回の合意はMENAと南アジアのフットボールのみならず、ラ・リーガと所属クラブにとっても明るい未来を保証するものです。我々にとっての成功とは、より多くの若者がフットボールをプレーし、楽しむようになること。そのためにミレニアル世代やZ世代の心に近づきたいと願っています。GXRの経験があればファンを獲得し、ラ・リーガをフットボールとエンターテイメントのトップブランドに位置付けることができるはずです」

今回の合意はゲーム、eスポーツなどを用いた横断的な取り組み、コンテンツ制作、衣料品やコレクショングッズなどの製作販売、そしてこれまでフットボールやスポーツの世界になかった斬新な切り口による様々な企画を通じて、ラ・リーガが若年層のファンに大きく近づく後押しとなるはずです。

今回の合意における重要な項目の一つは、合弁事業のための制作スタジオの創設です。GXRが持つライセンスの譲渡、製品開発、コンテンツの制作・普及などにおける豊富な経験がこのスタジオを用いて生かされることになります。GXRが誇るこれらの経験は、近年ゴルフやボクシング、F1、競馬といった競技への投資が活発に行われ、11月にはFIFAワールドカップカタール大会も開幕を迎えるなど、この地域がスポーツビジネス面で著しい成長を遂げる上でも重要なファクターとなってきました。

アラブ首長国連邦を本拠地とする合弁会社では、約20名で構成されるチームがブランド促進と新たなビジネスチャンスの開拓を担当し、CEOのマイテ・ベントゥラを含む5名がボードメンバーとなります。またラ・リーガMENAで広告ディレクターを務めるルイス・カルデナスがCCOとして広告部門を統括します。

モロッコ、エジプト、カタール、サウジアラビア、トルコ、イスラエル、インド、アラブ首長国連邦に駐在しているラ・リーガの現地スタッフは、今後も各地における活動を続けながら、新しく立ち上げる合弁会社と連携して活動します。

ラ・リーガとGXRは既にドキュメンタリーシリーズの制作やトーナメント大会の開催、マーチャンダイジング、イベント、企画などでコラボレートしています。

またGXRはラ・リーガ・ブランドのPR活動を年間を通じて実施していく予定で、そのためのコンテンツクリエイターチームも結成します。現在のラ・リーガ・アンバサダーと同様に、選ばれたクリエイターたちはラ・リーガを代表して世界中を巡り、ラ・リーガの宣伝活動を行っていく予定です。


Galaxy Racerについて:
Galaxy Racer(GXR)はPaul Roy(ポール・ロイ)が2019年に設立した、eスポーツ、コンテンツクリエイター、音楽、スポーツの有力トランスメディアです。eスポーツ競技部門であるNigma Galaxyは、Dota 2、League of Legends、CS:GO、Fortnite、VALORANT、PUBG Mobile、 BGMI、Free Fireに強豪10チームを抱えています。

Galaxy Racerは、北米、中東・北アフリカ(MENA)、南アジア、ヨーロッパ、東南アジア(SEA)に100名以上のコンテンツクリエイターを擁し、フォロワーは5億人以上、月間ビューは25億回を超えています。

Galaxy Racerは、eスポーツプレーヤーとコンテンツクリエイターに、ブランドスポンサー契約、放映契約、他のクリエイターとのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益化、対面イベントの機会、ソーシャルメディアチャンネルの運営・管理、コンテンツプログラムを提供しています。

Galaxy Racerのウェブサイト:https://galaxyracer.gg  

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LaLigaはサッカーリーグとしては世界で最もSNSフォロワー数が多く、20の異なる言語で発信する17のプラットフォームで1億5500万人以上のフォロワーを獲得しています。本社はマドリード(スペイン)にあり、国外では11の事務所と44名の駐在員を通じて41カ国にプレゼンスがあります。LaLigaは財団を通じて社会活動を展開しており、プロサッカーリーグとしては世界で初めて、知的障害を持つサッカー選手のためのリーグLaLiga Santander Genuineを創設しました。 

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