9月23日、浦安市運動公園野球場で行われた千葉ロッテ対巨人のイースタン・リーグ公式戦、第19回戦は1対10で千葉ロッテが敗戦。

　千葉ロッテの先発は、20日に一軍登録を抹消され再調整の登板となった鈴木昭汰投手。初回は無失点で切り抜けたものの、2回表に秋広優人選手に2ランを被弾し先制を許す。4回表にも3安打を浴びるなど打ち込まれ、4回7安打5失点で降板した。

　一方の打線は、2回裏に菅野剛士選手の二塁打などで好機を演出した後、藤岡裕大選手が犠飛を放ち得点。しかし4点ビハインドとなった4回以降は、わずか2安打無得点に封じられた。

　試合は7回表にも巨人打線の猛攻を受け5失点。大量2桁失点を喫し、1対10で試合終了した。完敗した千葉ロッテだったが、好材料も。打線では菅野選手が二塁打含む2安打をマーク、守備では中堅で出場の西巻賢二選手が2つの好守を見せた。投げては国吉佑樹投手、横山陸人投手、成田翔投手が無失点投球を記録。しかし、ビッグイニングが重くのしかかった。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０２０３００５００ 10
ロ ０１０００００００ １

巨 ○横川凱-高木京介-與那原大剛-戸根千明
ロ ●鈴木昭汰-国吉佑樹-土肥星也-横山陸人-成田翔

文・小野寺穂高