【ガンバ大阪】「6ポイントマッチ」となる清水戦。信じるサポーターのためにも勝利だけを追い求める。

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【©GAMBA OSAKA】

終了間際の失点で勝利を逃した京都戦から2週間のインターバルを挟んで、ガンバが戦いの場に戻ってくる。
片野坂監督が「残留に向けての直接対決だし、ホームで勝たないといけない重要な一戦だと選手も私も分かっている」と言えば、昌子も「残り試合が少なくなってきて、今自分たちがいる順位を考えると負けられない」と力を込める。
16位のガンバと15位の清水との勝点差はわずかに2。勝てば立ち位置が入れ替わる一戦は、京都戦に続いての「6ポイントマッチ」である。
前節の京都戦は終了間際に勝点3を逃し、嫌な流れを断ち切れなかったガンバだが、福岡戦が延期となったことで手にした2週間のインターバルで積み上げてきたサッカーを清水相手にぶつけるのみだ。

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「ガンバ愛を持ち、ここで育ったという思いが強い選手。亮太郎が点を取るとスタジアムも盛り上がる」と指揮官は、京都戦で復帰後初ゴールを決めた食野をこう評するが、ホームでの勝利に向けて食野も「1試合で1点ではなく、2点、3点取れるチームにならないといけない」。

勝利から遠ざかる直近の5試合は複数得点がないガンバだけに、やはり攻撃陣の奮起は不可欠。清水の失点数はリーグワースト2位だけに、立ち上がりから勇気を持って相手ゴールに迫りたい。清水も復調の兆しを見せているだけに、アウェイでも勝ちに来るはずだが受けることなく、勝利への渇望をアグレッシブな試合の入りで披露したい。
新加入のファン アラーノを含めて確実に攻撃のオプションは増しているだけに「新戦力を融合させてこの大事な試合で勝利を掴めるようにチャレンジしたい」(片野坂監督)と指揮官も意気込みを口にする。
個の打開力を持つ食野と攻守で圧巻のハードワークを見せるアラーノらが加わることは強みだが「この状況を打開するにはチームの誰もがしっかりとプレーしないといけない」とダワンも攻守の一体感の重要性を口にする。

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一方の清水は前節の勝利で降格圏内から抜け出し、15位に浮上した。6月に就任したゼ リカルド監督のもとで徐々に調子を上げており、直近の4試合は2勝1分1敗。元日本代表の北川と乾、さらにはブラジル人のピカチュウを補強し、攻撃陣にテコ入れを図っている。
失点数はリーグで2番目に多い清水だが、ガンバが警戒すべきは清水の前線だ。前節のFC東京戦ではチアゴ サンタナとカルリーニョス ジュニオの2得点で勝利しているが、チアゴ サンタナはチーム最多の9得点をゲットし、アシスト数も4。「サンタナは点を取る選手だけど、周りを生かすのも上手。彼がいるのでより、乾くんや周りの選手も生きる」と昌子もサンタナ封じに燃えている。クロスから11点を決めている清水だけにサイドの攻防を含めて、ゴール前にいいボールを配球させないことも勝利へのポイントだ。
「最後まで信じて応援してくれる方に、僕らは勝利をプレゼントできるように死に物狂いでやるだけ」と話した昌子の言葉をガンバはそのプレーで示す。

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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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