【動画】“バルサの魂”だった闘将プジョル 偉大なカピタンの忘れがたいパフォーマンス
バルサのCBと聞いて多くのファンが思い出すのは、やはり“闘将”カルレス・プジョルの雄姿だろう。ラ・マシア育ちの偉大なカピタンは、その旺盛なファイティングスピリットと抜群のリーダーシップで2000年代半ばからの黄金時代を支え、バルサ一筋を貫いて14年に引退した。
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人格者としての一面が窺い知れるのが、33秒からのシーン。11-12シーズンのラージョ・バジェカーノ戦で5点目を決めたチアゴ・アルカンタラが、ダニエウ・アウベスとともに喜びのダンスパフォーマンスを披露するや、それをすぐにやめさせたのがプジョルだった。「相手チームのサポーターに対して失礼」というのがその理由だ。
12-13シーズンのリーグ優勝セレモニーでは、肝移植手術の影響でこのシーズン限りで引退するエリック・アビダルにトロフィーを掲げる役目を譲り(55秒~収録)、さらに05-06シーズンのマジョルカ戦では、退場になった相手DFセルヒオ・バジェステロスに顔を叩かれながら冷静さを失わず、飛んできたロナウジーニョを制止してもいる(1分28秒~収録)。
エル・クラシコにおいても存在感は絶大だった。敵地でマドリーを6-2と粉砕した08-09シーズンの一戦では、シャビのFKを得意のヘディングで豪快に突き刺している(1分44秒~収録)。
文字通り“バルサの魂”であり、精神的支柱だったプジョル。彼のような偉大なカピタンの不在を、近年のチームの低迷と結び付けるファンは少なくない。
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