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【動画】W杯で対戦する日本の大きな壁に? コスタリカの世界的GKナバスの好セーブ集

YOJI-GEN
 カタール・ワールドカップ(W杯)で日本と同じグループに入る最後の国が決まった。6月14日に行われた大陸間プレーオフでニュージーランドを下したコスタリカが、3大会連続となる出場権を勝ち取ったのだ。

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 人口約500万人の中米の小国は、ドイツ、スペインと比較すれば日本にとって与しやすい相手かもしれない。だがこの国には世界レベルのGKがいる。かつてはレアル・マドリー、そして現在はパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するケイラー・ナバスだ。35歳のベテランGKは、ニュージーランド戦でも最後まで相手にゴールを許さなかった。

 2014年、18年のW杯でもゴールマウスを守ったコスタリカの絶対守護神は、同国のフットボーラーで最も成功を収めた1人だろう。2010年に母国を離れ、スペイン2部のアルバセーテと契約。11-12シーズンに同1部のレバンテに移籍し、ここで評価を高めた。

 14年夏にレバンテから移籍したマドリーでは、実力不足と批判されながらも、2年目の15-16シーズンにはリーグ戦の34試合で先発。16-17、17-18シーズンも超名門の第1GKとして活躍した。19年夏に移籍したPSGでも、厳しいポジション争いにさらされながらもコンスタントにスタメンを務め、イタリアの大物ジャンルイジ・ドンナルンマが加入した21-22シーズンも、リーグ戦ではこのライバルを上回る21試合でゴールマウスを守った。

 GKの大型化が進む現代フットボールにおいては、185センチ・80キロというサイズは小柄な部類に入る。それでも世界の第一線で活躍を続けているのは、類稀な反応スピードと瞬発力があるからだろう。俊敏な動きはネコ科の動物を想起させ、35歳となった今もその身体能力に衰えは感じられない。

 当動画はPSG1年目のベストセーブを集めたものだが、リールのゼカのシュートを止めたプレー(7秒~収録)や、ストラスブールのリュドビク・アジョルケのミドルを弾いたプレー(22秒~収録)、モナコのケイタ・バルデ(現カリアリ)の近距離弾を足でストップしたプレー(30秒~収録)などは実にナバスらしい。同じモナコ戦のコーナーキックからのシーンで、タイミングを狂わせながら体勢を立て直してハイボールを弾き出したプレー(36秒~収録)を見れば、傑出した身体能力を持つのがわかるだろう。

毎シーズンのように強力なライバルとの競争を強いられながら、ナバスはマドリーでもPSGでも自身の力を証明してきた 【DUGOUT】

 ナバスのプレースタイルはいわゆるモダンなGKとは一線を画す。しかし、ショットストッパーとしての能力の高さは疑う余地がない。経験値も高く、W杯では大きな壁となって日本の前に立ちはだかることになりそうだ。
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