【動画】バレンシアの新監督に就任した“闘犬”ガットゥーゾのシュートセンス
現役時代はミランやイタリア代表で、中心選手として活躍したガットゥーゾ。引退後は指導者の道へ進むと、ピサや古巣のミラン、ナポリなどを率い、2019-20シーズンには途中就任したナポリにコッパ・イタリアのタイトルをもたらしている。しかし昨シーズンは、フィオレンティーナの監督に一度は就任するも、選手補強を巡ってクラブと対立。結局1試合も指揮を執ることなく退任していた。
来たる22-23シーズンから、初めて母国以外の欧州主要リーグで指揮を執ることになったわけだが、近年低迷が続くスペインの名門バレンシアを再建できるのか、その手腕に注目が集まっている。
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ガットゥーゾと言えば“闘犬”の異名そのままに、ハードワークと強烈なボール狩りで知られたMFだった。とりわけカルロ・アンチェロッティ監督(現レアル・マドリー)が率いていた当時のミラン(01~09年)では、司令塔アンドレア・ピルロを支える名バイプレーヤーとして不可欠な存在だったが、その闘争心あふれるプレースタイルはサポーターからも愛された。
もっとも、単なる汗かき役では決してなかった。キャリアを重ねるごとにプレーの幅を広げ、中盤から効果的なパスを供給するだけでなく、時折貴重なゴールも決めてみせた。ミランが7シーズンぶりのスクデットを獲得した10-11シーズンには、宿敵ユベントスを相手に敵地で値千金の決勝ゴールもマークしている(15秒~収録)。
ちなみに、記念すべきミランでの初ゴールは、00年2月12日のボローニャ戦。味方のCKが跳ね返された浮き球を、丁寧な右足のインサイドキックで合わせている(56秒~収録)。“闘犬”ガットゥーゾの意外なシュートセンスが伝わる動画だろう。
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