<男子ゴルフ>23日に日米各地で5人が「全米オープン」の出場権を獲得
【一日に5人が全米オープン切符】
千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブで36ホールを争う「日本予選」では、杉山知靖と出水田大二郎とトッド・シノットが出場権を獲得した。
【左から出水田、杉山、シノットが日本予選を通過(提供:日本ゴルフ協会)】
通算8アンダーで2位通過を果たした出水田は当日朝、腰痛を発症し、テーピングを巻いてプレー。 「いざラウンドしたら力が抜けてバシバシついた。ケガの功名かな」と2ラウンドとも「68」の好スコアに苦笑し、初メジャー切符については「すべてにおいて楽しみ。テレビで見ていた選手たちと戦えるというのは、わくわくします」と、話した。
シノットは、通算6アンダーで並んだ岩田寛と清水大成とのプレーオフを制して、最後の一枠をゲット。「とてもタフだったのでほっとしています。キャディの弟と初めてメジャーに行けるのが楽しみ。順位は気にせず、ベストを尽くしてすべてを出し切ることに徹します」と、抱負を述べた。
【香妻と星野はアメリカでゲット】
ロイヤルオークスCCとレークウッドCCの2会場を回る競技方式で、香妻はそれぞれ「68」「63」を記録し、通算11アンダーのトップタイ通過。
前週、初出場の「全米プロ」では予選落ちを喫した雪辱を晴らす2枚目のメジャー切符を獲得した。
また、「全米プロ」で予選を通過し、最終日を60位で終えた星野はその足で移動。ぶっつけ本番で挑戦し、2コースでそれぞれ「66」「67」。通算9アンダーの6位につけ、2年連続で米国予選からの突破を決めた。
このほかのジャパンゴルフツアーメンバーでは、南アフリカのショーン・ノリスらが出場権を確保。
また、そのほかの日本勢は松山英樹と@中島啓太さんが、すでに出場権を持っている。
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