<男子ゴルフ>23日に日米各地で5人が「全米オープン」の出場権を獲得

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【一日に5人が全米オープン切符】

6月16日―19日の「全米オープン(マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ)」の出場予選会が5月23日に、日米で実施された。

千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブで36ホールを争う「日本予選」では、杉山知靖出水田大二郎トッド・シノットが出場権を獲得した。

【左から出水田、杉山、シノットが日本予選を通過(提供:日本ゴルフ協会)】

杉山は、「69」「66」のトータル9アンダーでトップ通過。「自分の流れを一度も切らさずに出来た」と、長丁場を全力で回りきり、「ジュニア時代からテレビでずっと見ていた憧れの舞台。光栄ですし、素直に嬉しく思います」と、初メジャーを喜んだ。

通算8アンダーで2位通過を果たした出水田は当日朝、腰痛を発症し、テーピングを巻いてプレー。 「いざラウンドしたら力が抜けてバシバシついた。ケガの功名かな」と2ラウンドとも「68」の好スコアに苦笑し、初メジャー切符については「すべてにおいて楽しみ。テレビで見ていた選手たちと戦えるというのは、わくわくします」と、話した。

シノットは、通算6アンダーで並んだ岩田寛と清水大成とのプレーオフを制して、最後の一枠をゲット。「とてもタフだったのでほっとしています。キャディの弟と初めてメジャーに行けるのが楽しみ。順位は気にせず、ベストを尽くしてすべてを出し切ることに徹します」と、抱負を述べた。

【香妻と星野はアメリカでゲット】

そして同日に、テキサス州ダラスで行われた「米国予選」では、香妻陣一朗星野陸也が出場権を獲得。

ロイヤルオークスCCとレークウッドCCの2会場を回る競技方式で、香妻はそれぞれ「68」「63」を記録し、通算11アンダーのトップタイ通過。
前週、初出場の「全米プロ」では予選落ちを喫した雪辱を晴らす2枚目のメジャー切符を獲得した。

また、「全米プロ」で予選を通過し、最終日を60位で終えた星野はその足で移動。ぶっつけ本番で挑戦し、2コースでそれぞれ「66」「67」。通算9アンダーの6位につけ、2年連続で米国予選からの突破を決めた。

このほかのジャパンゴルフツアーメンバーでは、南アフリカのショーン・ノリスらが出場権を確保。
また、そのほかの日本勢は松山英樹と@中島啓太さんが、すでに出場権を持っている。
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