【ガンバ大阪】三度目の正直。敵地のダービーで今季初の3連勝をつかみに行く
【©GAMBA OSAKA】
リーグ戦では前節の柏戦を1-0で勝ち切り、今季初の2連勝。現在10位のガンバだが、今回の大阪ダービーで勝利すれば今季の目標の一つであるACL圏内が一気に視界に入って来る。
「まだ順位や勝点は意識していなくて一戦一戦、目の前の試合を大事に、とにかく勝つ試合をする」と前置きしながらも、片野坂監督はこの一戦が持つ重要性をこう話す。
「今、連勝している勢いもある中、ダービーで勝つことで更に勢いは増す。今後のシーズンに向けての大きな勝利をつかめる大事な試合になる」。
【ⒸGAMBA OSAKA】
無失点の3試合全てで先発しているギョンウォンも徐々に韓国代表CBとしての力を見せ始めているが「試合に出ている選手全員の守備意識が高い。守備陣だけでなく、前からの守備もここ数試合は徹底されている」(ギョンウォン)。
中2日の連戦だが、大阪ダービーという舞台の重みが選手をタフに走らせるはずだ。
アウェイで行われたルヴァンカップの大阪ダービーでは、通算56回目の顔合わせで初のスコアレスドロー。敵のゴールをこじ開け切れなかったが、いかなる形であろうと求められるのはゴールである。セットプレーでは現在、公式戦3試合得点を奪っているガンバだが、スカウティングによる攻略も狙いの一つ。「監督やコーチが準備した戦術や立ち位置を聞いて実践していることが、最近の得点にもつながっている。自分にチャンスが巡ってきたらきっちり決めたい」とギョンウォンは神戸戦の再現を虎視眈々と狙っている。
【ⒸGAMBA OSAKA】
怪我人や新型コロナウイルス感染症の影響で、今回の大阪ダービーも総力戦で挑むガンバだが、監督として3度目となるダービーに挑む指揮官がチームの思いを代弁する。「ルヴァンカップの悔しさが残っている。そのリベンジも今回のリーグ戦では晴らしたい。大阪ダービーではガンバが強いということを示さないといけないし、勝つことがすごく大事になる」(片野坂監督)。
敵地で、ガンバの強さと意地を示す時がやって来た。三度目の正直で、今度こそサポーターとともに歓喜の時を迎えてみせる。
【ⒸGAMBA OSAKA】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ