セレッソ大阪【J1リーグ第14節 C大阪vs. G大阪】ヨドコウ桜スタジアムでは初のリーグ戦での大阪ダービー。ゴールを奪い、勝利で終えたい

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【CEREZO OSAKA】

絶対に負けられない戦いが、今年もやってきた。すでに今季はルヴァンカップで2度、対戦しているが、リーグ戦での大阪ダービーは今季初。現在、セレッソ大阪、ガンバ大阪ともに4勝5分4敗の勝点17で並んでいる。セレッソとしては、宿敵を蹴落とし、上位進出を果たしたい一戦となる。大分トリニータとのJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第6節から中2日での試合だが、今節に出場予定の選手の多くは大阪に残って調整。心身の回復を図り、今節に照準を合わせてきた。小菊昭雄監督も、「ピリッとした緊張感の中にもリラックスした雰囲気もあり、いいバランスでトレーニングできた」と、試合に向けたチームの様子を伝える。

【CEREZO OSAKA】

前節は、アウェイで名古屋グランパスに0-1で敗戦。開始早々の失点が最後まで響き、取り返すことができなかった。この試合では、局面における個々のバトルで後手を踏んだ印象もあり、相手がブロックを作ってきた際に、こじ開ける力強さに欠けた。もっとも、ボールを握って敵陣に入るスムーズさは増しており、チャンスを作る回数は増えている。名古屋戦では原川力の欠場も響いたが、清武弘嗣、奥埜博亮、原川が揃えば、攻守に主導権を握った戦いは可能になるだろう。中盤での優位性を保ちながら、しっかりとボールを前進させ、サイドも使ってシュートに至る回数を増やしていきたい。フィニッシャーとして期待されるのはアダム タガート。名古屋戦では鋭い動き出しを見せており、今節は得点につなげたい。

直近のルヴァンカップでの対戦では、ダービー史上初のスコアレスドローに終わったが、現状を踏まえると、今節も激しく打ち合う展開よりは、1点を争う競ったゲームになる可能性が高い。拮抗した展開も予想されるだけに、やはりカギを握るのは先制点か。ガンバは現在、リーグ戦では2連勝中で、3試合連続無失点。守備の堅さをベースに調子を上げているが、セレッソとしては、何としてもホームでゴールをこじ開けたい。また、「相手のイヤな位置にポジションを取ってくる」(清武)狙いも持っているガンバに対し、セレッソとしては、守備では、相手のパスの出し手や受け手にしっかりと規制をかけ、有効なボールを前に入れさせないようにしたい。特に前線で変化を付けられる中村仁郎には、前を向かせないよう、タイトなチェックを心掛けたい。

【CEREZO OSAKA】

現在のリーグを見渡すと、トップ3は頭一つ抜け出た感もあるが、4位以下は大混戦。セレッソとしては、何としても勝点で並ぶこの大阪ダービーを勝ち切り、上昇気流に乗っていきたい。昨季のホームでの大阪ダービーはリモートマッチとなり、寂しさは残ったが、今節は、ヨドコウ桜スタジアムとして初めてリーグ戦で迎える大阪ダービー。サポーターの熱も力に変えて、必ずや勝利で終えたい一戦だ。
(文=小田尚史)
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