【川崎vs宇都宮】最強の矛と盾が激突、リバウンドを制するものがセミファイナルを制す

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■川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックス(@川崎市とどろきアリーナ)

第1戦:5月21日15時5分 第2戦:5月22日16時5分
第3戦:5月23日19時5分(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

 5大会連続でチャンピオンシップに出場している川崎ブレイブサンダースと宇都宮ブレックスだが、両軍が川崎市とどろきアリーナでポストシーズンを戦うのは今回が初。今シーズンB1トップの平均得点を記録した川崎と、最小失点を誇った宇都宮による「B.LEAGUE SEMIFINALS 2021ー22」は、まさにリーグ屈指の“矛盾対決”となりそうだ。

 川崎はクォーターファイナルの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で合計182得点を奪い、連勝。けん引役の藤井祐眞、ニック・ファジーカスが仕事を果たしたほか、長谷川技がコートに戻ってきたことが好材料となった。対する宇都宮も、最終節を欠場した遠藤祐亮が復帰。クォーターファイナルでは第2戦の最終盤に値千金の3ポイントシュートも沈め、敵地で昨シーズンの覇者・千葉ジェッツを破る立役者の1人となった。

 CSでは過去3回宇都宮に敗れている川崎としては、本拠地で迎える今回は是が非でも勝利したいところ。宇都宮には高さで勝るものの、レギュラーシーズンのオフェンスリバウンド数では1試合少ない中でも124本の差をつけられた。そのため、ディフェンスリバウンドを拾って相手の攻撃回数を減らし、自分たちの攻撃回数を増やせるかが1つのポイントになるだろう。

 レギュラーシーズン以上に堅守に磨きがかかっている宇都宮としても、相手の高さに太刀打ちすることが勝利への絶対条件。チェイス・フィーラーとアイザック・フォトゥにかかる期待はこれまで以上に大きい。千葉戦で躍動した荒谷裕秀とテーブス海のさらなる奮起に期待したい。

 文=小沼克年

■ロスター

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
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