<国内男子ゴルフ>「大ちゃんと回りてぇ〜〜〜」宮里優作は松坂大輔さんとの直接対決を渇望

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【大ちゃん、待ってるよ〜©JGTOimages】

■日本初プロとアマが共に回るフォーマット「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」5月19日―22日
取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)東コース6804yd/西コース6544yd/パー70 ▼ 事前情報

松坂大輔さんの出場が決定したのは、開幕の2日前。
17日の一報に、宮里優作は小躍りした。
「大ちゃんと回りてぇ〜〜〜」と、熱望した。

同じ1980年生まれ。
「僕も松坂世代と呼ばせてください」と、引退を発表された昨年時もすぐに、SNSで労いの言葉をかけた。

交流を深めるきっかけは、宮里がプロ入りした2002年ごろに西武球場で観戦してから。
平成の怪物と呼ばれた高校球児は、すぐに西武ライオンズのエースとして活躍。
 「日本のプロ野球界を変えた人。かなりセンセーショナルでした」。
そのくせ人なつこく気さくな性格で、すぐに意気投合した。

ボストン・レッドソックス時代は、米ツアーに参戦した宮里を松坂さんが観戦。
「ハワイのソニー・オープンでしたけど、一緒に回った海外選手がざわついちゃって。あれ、ダイスケだよな、って。おまえ友達なのか、って。そうそう、って…」。
このときばかりはさすがにひそかな優越感。

大リーグから戻った中日時代は「大ちゃんが、僕の家の近くに越してきて。ご近所さん」。
よしみでゴルフを楽しむ機会も増えたという。

今週は、国内唯一のプロアマ形式戦で直接対決する大チャンスだ。
 「でも……あの人来るの、土曜でしょ?」と、松坂さんの登板は、21日と22日のスクラッチ戦。
 「僕が、残ってないといけない…」と、まずは予選通過を当面の目標に掲げて「どうにか、一緒に回れないものか…」。

そのことで、ひそかに頭がいっぱいでも今年の、選手会・事務局長の顔も忘れず「ロープの外で見ているのとは全然違う。一緒に回らなければ分からないプロゴルファーの凄さ。こんなセッティングでやっているというのを、一緒に回るアマチュアのみなさんにたくさん、お見せできれば」。

松坂さんにも、勿論だ。
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