5月18日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第8回戦は、8対1で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発は藤井聖投手。初回に森友哉選手に安打を許すと、西川愛也選手の適時三塁打で1点を先制される。しかし2回以降は持ち直し、3つの併殺を奪うなど、打たせて取る投球で追加点を与えず。8回6安打無四死球1失点の快投でマウンドを降りた。

　一方の打線は、1回裏に横尾俊建選手の適時打で同点に追い付くと、2回裏に小深田大翔選手の適時打で勝ち越し。以降も攻撃の手を緩めず、3回裏には前田銀治選手の適時打などで2点を追加、5回裏にも渡邊佳明選手の2点適時打で追加点を挙げ、埼玉西武先発の浜屋将太投手から、6点を奪った。

　7回裏にも吉持亮汰選手の犠飛、内田靖人選手の適時打で2点を挙げた東北楽天。7点リードの9回表は森原康平投手が締め、8対1で勝利した。藤井投手は4勝目をマーク。打線では吉持選手が3安打1打点とアピールした。

　敗れた埼玉西武は、浜屋投手が5回121球10安打5四球6失点と乱調。2番手の田村伊知郎投手も2失点、打線は森選手、若林楽人選手が2安打を放つなど計7安打も、1得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 １００００００００ １
楽 １１２０２００２Ｘ ８

西 ●浜屋将太-田村伊知郎-佐々木健
楽 ○藤井聖-森原康平