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【動画】08年の北ロンドン決戦は劇的な結末 V・ペルシが活躍もスパーズが驚異の粘りで

YOJI-GEN
 イングランドを代表するダービーの1つが、アーセナルとトッテナムのノースロンドン・ダービーだ。現在はアーセナルが2連勝中ながら、過去10回の対戦は両チームが4勝ずつ、引き分け2と全くのイーブン。5月12日(現地時間)には今シーズン2度目の対戦が控えているが、ともに残り3試合となった現時点でアーセナルが4位、それを5位のスパーズ(トッテナムの愛称)が勝点4差で追っており、チャンピオンズリーグの出場権争いという観点からも注目の一戦だ。

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 これまでに幾多の名勝負を繰り広げてきた両チーム。合わせて8つのゴールが飛び交った2008-09シーズン第10節のダービーは、近年で最も激しく、かつドラマチックな試合だっただろう。

 08年10月29日、舞台はアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム。先制したのはスパーズだった。13分、GKマヌエル・アルムニアが前に出ているのを見て、デイビッド・ベントリーが遠い位置から思い切ってボレーを放ち、見事にゴールを陥れた。

 先取点を許したアーセナルはしかし、前半のうちに同点に追いつく。36分、ロビン・ファン・ペルシのコーナーキックにミカエル・シルベストルがヘディングで合わせた。さらにアーセナルは、後半開始早々に再びセットプレーからゴールを奪い、逆転に成功。ファン・ペルシのフリーキックをウィリアム・ガラスがヘッドで流し込んだ。

 勢いに乗るアーセナルは、64分に追加点を奪う。ゴール前のスペースに走り込んだサミア・ナスリがGKを引きつけてパスを送り、エマニュエル・アデバヨールがゴールに押し込んだ。直後にスパーズに1点を返されたものの、その2分後にまたしてもファン・ペルシが決定的な働きをする。アデバヨールからのパスをノーマークで受け、利き足でない右足で強烈な一撃を突き刺したのだ。これで4-2。勝負は決したと思われた。

 だが終了間際、スパーズが驚異的な粘りを見せる。まず89分に、自らドリブルで持ち上がったジャーメイン・ジーナスが左足のミドルシュートを突き刺す。そして、アディショナルタイムも残りわずかとなった94分だった。ルカ・モドリッチの渾身のボレーはポストを直撃。しかし、その跳ね返りをアーロン・レノンが蹴り込み、土壇場で4-4の同点に追いつくのだ。

ファン・ペルシの1得点・2アシストの活躍などで勝利をほぼ手中にしていたアーセナルだが、土壇場で2点を奪われて勝点3を逃した 【DUGOUT】

 絶望的な状況から同点に持ち込んだスパーズは、ライバルを相手に敵地で貴重な勝ち点1をゲット。スパーズにとっては勝ちにも等しい、そしてアーセナルにとっては負けにも等しいドロー決着だった。
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