4月22日シンガポール大会の見どころ解説!猿田、三浦ら日本人4選手は世界の壁を打ち破れるのか
【ONE Championship】
今大会に先立ち、注目カードの見どころを紹介。本記事では、参戦する4人の日本人選手、猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)、三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A)、川原波輝(Team Alpha male)、今成正和(今成柔術)の試合をフィーチャーする。
総合格闘技・ストロー級マッチ/猿田洋祐 vs. グスタボ・バラート
勝敗のポイントは、猿田が五輪レスラーの組みに対し、どう対応できるか。猿田とバラートは両選手とも元々の身体能力が高いだけに、一進一退のスリリングなグラップリングの攻防が期待できそうだ。
また、猿田は世界の強豪が集うストロー級戦線で、ワールドグランプリのトーナメント開催を望んでいるという。今回の一戦で見事勝利し、勝利者マイクで、その熱い想いをチャトリ代表に届けることができるのか。
【ONE Championship】
総合格闘格闘技・女子ストロー級マッチ/三浦彩佳 vs. ダヤン・カルドソ
柔道ベースの三浦は、足技の投げによるテイクダウンから、袈裟固めから脚を使ってのアームロックでタップを奪う“あやかロック”で一本勝ちの山を築いてきたが、今回もその“必勝パターン”で勝利を掴めるか。
相手のカルドソはプロMMA8勝1敗1分の成績を残し、前戦となる昨年7月には米国MMA団体「LFA」で一本勝ちを収めている。現在5連勝と波に乗っており、決定率(4KO・2一本)も高く、かなりの強敵だ。
得意とするグラウンドと比べるとスタンド打撃に課題が見える三浦が、カルドソのKOできる打撃に上手く対応し、その上でグラウンドで自分の必勝パターンに繋げることができるかが、勝負の鍵だろう。“タイトル再挑戦ロード”の第一歩。三浦の快勝に期待したい。
【ONE Championship】
総合格闘技・ストロー級マッチ/川原波輝 vs. ダニエル・ウィリアムス
ONE初勝利を狙う川原の前に立ち塞がるのは、元WMCムエタイ世界王者のウィリアムス。ウィリアムスは昨年4月にONEデビュー。ムエタイルールで、いきなり強豪のロッタンと対戦し、判定で敗れたものの、顔面を流血しながらも怯まずに前進するファイトスタイルは大きな印象を与えた。ウィリアムスは今年2月大会の総合格闘技ルールの試合で強豪デェダムロンからKO勝利を奪うなど、その強打は脅威だ。
勝敗ポイントははズバリ打撃戦。今回も前戦に続き、倒すか、倒されるか、殺るか、殺られるか、の勝負になるだろう。グローバルステージONEで戦う日本のトップストライカー川原の真価が問われる一戦だ。
【ONE Championship】
サブミッショングラップリング・64.8kg契約/今成正和 vs.マイキー・ムスメシ
【ONE Championship】
その復帰戦の相手は、BJJムンジアル4連覇のムスメシ。この階級では、現在の競技柔術における世界最強と言っても過言ではない実力者だ。
現在、ONEは総合格闘技、キックボクシング、ムエタイの3競技を中心に大会を実施しているが、グラップリングマッチも新機軸として力を注いでいる。今回の試合は更なる盛り上がりに向けての起爆剤になる戦いになるだろう。
本大会の『ONE 156: Eersel vs.Sadikovic』』は4月22日(金)午後6時から「ABEMA」の格闘チャンネルにて生中継される。
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