【動画】バッジョ、デル・ピエロ、ピルロ、ディバラ…ユーベの歴史を彩ったFKの名手
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4人が4人とも鋭く曲がるカーブ系のFKを得意としたが、デル・ピエロは1分7秒から収録されているインテル戦のFKのような弾丸系も多かった。05-06シーズン第25節のこのインテル戦のゴールは、1-1の85分に生まれた劇的な殊勲弾だった。
プラティニ→バッジョ→デル・ピエロと受け継がれてきた栄光のナンバー10を継承した者たちも、優秀なキッカーとして鳴らした。15-16シーズンに10番を背負ったポール・ポグバは、剛柔を兼ね備えたキッカーだった。同シーズンの第30節、トリノとのダービーでは曲がりながら落ちるロングレンジのFKを決め(18秒~収録)、先制点をもたらした。
17-18シーズンから10番を背負い、現在もユーベでプレーするパウロ・ディバラ(59秒~、1分22秒~収録)は、レフティではユーベ史上最高のキッカーの1人だろう。体を後ろに傾ける独特のフォームから、これまでにその左足でいくつものFKを決めてきた。
ユーベでは際立った実績は残せなかったが、クラブ生え抜きのファンタジスタで、若い頃はデル・ピエロの後継者として期待されたセバスティアン・ジョビンコもFKの名手だった。49秒から収められているのは、ユーベでのベストシーズンと言える12-13シーズン、コッパ・イタリアのミラン戦でのFKだ。
ピルロが退団した1年後の16年夏に、その後継者としてユーベ入りしたミラレム・ピャニッチもキックの種類が豊富だった。11秒からのFKのようなカーブ系はもちろん、リヨン時代に達人ジュニーニョ・ペルナンブカーノからレクチャーされたブレ球のクオリティも抜群。1分18秒からはそのブレ球によるゴールが収録されている。
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