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【動画】無敵だったインテル時代のロナウド 異次元の加速とスピードでセリエAを席巻!

YOJI-GEN

“フェノーメノ”(怪物)と呼ばれたロナウドがインテルに入団したのは、1997年の夏だった。早くから超逸材と評され、17歳で祖国ブラジルを離れてヨーロッパに渡った神童は、PSV、そしてバルセロナで大活躍。バルサを1年で去り、インテルに移籍した時はまだ20歳だったが、すでに世界最高の選手という評価を確立しつつあった

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 バルサ時代から、インテルでの3年目に膝に重傷を負うまでの3年あまりがフットボーラーとしての絶頂期だっただろう。この時期のロナウドは文字通り無敵だった。

 異次元の加速とスピードに、抜群のボディバランス。ボールスキルも傑出しており、トップスピードでも自在にボールをコントロールできた。度重なる故障を乗り越え、2002年の日韓ワールドカップで復活をアピールし、同大会後に移籍したレアル・マドリーでも天性のゴールセンスを発揮したが、しかし若かりし頃のスピードとキレは二度と戻らなかった。

 インテル時代に唯一手にしたタイトルが、入団1年目のUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身)だ。準決勝のスパルタク・モスクワ戦の第2戦では2ゴールをマーク。特にぬかるんだピッチにもかかわらず、イバン・サモラーノからリターンパスを受け、GKを含めた3人を一気に抜いて決めた2点目のゴール(8秒〜収録)は見事だった。同国決戦となったラツィオとのファイナルでも、試合終盤にGKをかわしてゴールを陥れ、貴重な追加点をもたらした(19秒〜収録)。

 同じ97-98シーズンのセリエA第21節レッチェ戦では、インテル時代を通じてリーグ戦では唯一となるハットトリックを記録。とりわけ素晴らしかったのが17分の先制ゴールだ(55秒〜収録)。敵2人の激しいチャージをものともせず、ディエゴ・シメオネにボールを預けると、そのままゴール方向へ前進。スペースにワンツーパスを呼び込み、ゴールに流し込んだ。

膝を壊すまでのロナウドは完全無欠のアタッカーだった。厳しいマークにさらされながら、独力で局面をこじ開け、次々とゴールを決めた 【DUGOUT】

 ミラノダービーにも強く、のちに自身がプレーすることになるミランを相手にセリエAでの通算5試合のうち4試合でゴールを決めている。97-98シーズンの第26節のダービーでは、フリーランニングで相手選手をぶち抜いてフランチェスコ・モリエロのクロスを押し込み(1分3秒〜収録)、翌98-99シーズンの第8節の対戦では、巧みなポジショニングでサモラーノのパスを引き出し、一瞬の加速でDF2人の間を突いてゴールを奪った(1分14秒〜収録)。
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