【動画】“エジプト王”サラーのローマ時代 覚醒を告げる「角度ゼロショット」は必見だ
年明けにエジプト代表としてアフリカネーションズカップを戦いながら、今シーズンのプレミアリーグですでに19ゴールを挙げ、得点ランキングのトップを走るリバプールの大エース、モハメド・サラー。
スイスの名門バーゼルから2014年1月に加入したチェルシーで居場所を見つけられなかった彼が、その才能を全面的に開花させたのが、セリエAのフィオレンティーナを経て、15-16シーズンから2年間を過ごしたASローマ時代だった。
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ローマでの1年目は公式戦42試合で15得点・7アシスト、2年目の16-17シーズンは41試合で19得点・15アシスト。エディン・ジェコやラジャ・ナインゴランらとともに、中心選手として攻撃陣をリードした。
この動画内でも、右サイドを自慢のスピードで切り崩し、体を開いて角度を作ってから、得意の左足でファーサイドに流し込む十八番のシュートパターンがいくつか見られる。なかでも、16-17シーズンのナポリ戦で名手ホセ・マヌエル・レイナの牙城を破ったコントロールショットは象徴的だろう(42秒〜収録)。
体幹が強くなったこの頃から、エリア外からのショットも格段に決定力がアップ。16-17シーズンのペスカーラ戦で決めたミドル(37秒〜収録)も、フォームにまったくブレがない。
まさに覚醒を告げる一撃――。のちに“エジプト王”と呼ばれるサラーが、ワールドクラスへの階段を上り始めた時代である。
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