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【動画】デビューから丸20年のイニエスタ 少年時代の妙技とペップも唸らせたゴール

YOJI-GEN

 2002年10月29日、アンドレス・イニエスタがバルセロナの一員として、チャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦でトップデビューを飾ってから、今年で丸20年となる。

 37歳となった現在も、ヴィッセル神戸の大黒柱に君臨する彼にとって、この2022年の大目標は、アジアチャンピオンズリーグの制覇。これまで数々の栄光に浴してきた小さな巨人が、その膨大なコレクションにまた新たなトロフィーを加えられるか、新シーズンも目が離せない。

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 今回紹介するのは、そんなイニエスタの少年時代の映像だ。

 1996年9月16日、12歳でバルサのカンテラ(下部組織)に入団した当初はホームシックに苛まれたが、映像の冒頭シーンからも分かるように、当時からその足元の技術は群を抜いていた。足裏を使った引き技は、今も得意とするプレーの1つだ。

 ピボーテ(中盤の底)として的確にパスを振り分けつつ、前方にスペースがあればタイミングよくゴール前に飛び出してフィニッシュに絡む。18秒あたりから続くシーンからも、そんなプレースタイルが見て取れる。

 カデーテB(U-15のカテゴリー)時代は、すべての攻撃がイニエスタを経由して生み出されていたと言ってもいい。圧巻は58秒からのシーン。左サイドからの仕掛けでマーカーを手玉に取り──ゴールライン際でのダブルタッチが秀逸だ──、GKの飛び出しを紙一重でかわして味方にラストパスを届けている。

 そして、今も語り草となっているのが、99年7月に開催されたナイキ・プレミアカップ(16歳以下のクラブチームによる国際大会)の決勝で、アルゼンチンのロサリオ・セントラルを相手に決めた劇的なゴールデンゴールだ。

 バルサのクラブ創設100周年事業の一環で、地元バルセロナで開催されたこの大会。カデーテBのキャプテンとしてファイナルに出場したイニエスタは、1-1で迎えたロスタイム、味方が右サイドから折り返したマイナスのパスをダイレクトで沈め、バルサを大会初優勝に導くのだ(1分25秒〜収録)。

99年のナイキ・プレミアカップでMVPに輝き、当時トップチームのキャプテンだったペップに称えられるイニエスタ。翌年には16歳でバルサBに昇格する 【DUGOUT】

 この動画では、大会MVPに選ばれたイニエスタが、ペップ・グアルディオラから優勝メダルをかけてもらうシーンも収録されている。

「じきにお前は俺の後を継ぐだろうが、あの坊や(イニエスタ)が俺たち2人をまとめて追い抜くかもしれないぞ」

 試合後にペップが、当時若手の有望株だったシャビにかけた言葉は、あまりにも有名だ。
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