連覇をめざす桜花学園を大阪薫英女学院、京都精華ら関西勢が追う展開に 【ウインターカップ女子展望】
大会3連覇を目指す女王・桜花学園。今大会でも優勝争いをリードする 【写真:バスケットボールキング】
リング下でのシュートや得点でエースとして活躍する朝比奈あずさ(3年)を起点に、シュート力のある平下結貴、ドライブが持ち味の伊波美空(いずれも3年)らアウトサイド陣も得点能力に優れる。加えて、2年生の横山智那美、森美麗らが着実に力を付けてきており、さらにはバックアップの3年生の前田心咲、玉川なつ珠も勝負どころで強さを見せる。一方で、選手層で言えば例年のチームと比べるとやや薄くはなる。それでも、主力の7、8人の破壊力は大きく、勝利への執念がどこよりも強い常勝軍団は、今大会でも頂点のみを見据えている。
大阪薫英女学院をリードするのは2年生キャプテン・都野七海(写真左) 【写真:バスケットボールキング/伊藤大允】
インターハイで桜花学園を最も苦しめたと言える京都精華学園(写真左は堀内桜花) 【写真:バスケットボールキング/伊藤大允】
個人で見れば、札幌山の手(北海道)の森岡ほのか(2年)や昭和学院(千葉)の花島百香&田嶋優希奈(いずれも3年)など超高校級の選手たちからも目が離せない。
夏に続いて混戦の様相を呈する今大会は、1回戦から波乱や接戦が多くなる可能性が高い。各チームのエースたちの奮闘も初日から会場を熱くするだろう。
文=バスケットボールキング編集部
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ