連載:海外サッカー動画アーカイブ

【動画】ミラン戦でのナポリ会心のゴール 敵地サンシーロの観衆を沈黙させた厳選3発

YOJI-GEN

 ナポリとミラン――。ディエゴ・マラドーナという巨星を戴いた1980年代後半のナポリは、当時世界最強と謳われたミランと毎シーズンのようにスクデットを争い、この名門と幾多の死闘を繰り広げた。その後ナポリは財政難により戦力が著しく低下。90年代後半にはセリエB降格の屈辱も味わい、2004年にはついに破産宣告をしてセリエC1(当時の3部)まで陥落した。

※リンク先は外部サイトの場合があります

 再生したナポリがセリエAの舞台に戻り、かつての黄金カードも復活したのは07-08シーズン。この動画にはナポリがそれ以降のシーズンで、ミランを相手に敵地サンシーロで奪った印象深い3つのゴールが収録されている。

 ナポリがセリエA復帰後、初めてサンシーロに乗り込んだのは08年1月13日。最初に収められているのは、この試合でのロベルト・ソサのゴールシーンだ。

 ミランに先制を許したナポリは、28分、見事なカウンターアタックから同点に追いつく。自陣から持ち上がったマリアーノ・ボグリアチーノが右前方に大きく展開。駆け上がったエセキエル・ラベッシがこれをダイレクトで中央に折り返す。このボールをゴール前に走り込んだソサが左足のアウトで流し込んだ。

 この試合は2-5でミランに敗れたが、ソサの同点弾はナポリにとって98年1月4日以来、ちょうど10年ぶりとなるミラン戦でのゴールだった。

 2つ目のゴールは、13-14シーズンのゴンサロ・イグアイン。このシーズンにレアル・マドリーから加入し、セリエA第2節、3節と連続ゴールを挙げた生粋の点取り屋は、続く4節ミラン戦でもその類稀なゴールセンスを見せつける。

 1-0とナポリがリードしていた53分。カミーロ・スニガがスローインしたボールをゴールに背を向けた状態で収めたイグアインは、ほとんど同時に反転してボールを右前に動かすと、体勢を崩しながらもペナルティエリアの外からグラウンダーの鋭いシュートを突き刺した。

 イグアインの大きな特長は、ボールを受けてシュートに持ち込むまでの無駄のない素早い動き。ファーストタッチからシュート態勢に入りやすい位置にボールをコントロールし、瞬く間に自分の形に持っていくことができる。このミラン戦のゴールは、まさにイグアインの真骨頂と言えるだろう。

16-17シーズンのサンシーロでのミラン戦は2-1でナポリが勝利。開始6分にインシーニェが見舞った強烈な先制パンチが効いた 【DUGOUT】

 最後に収められているのは、16-17シーズンのロレンツォ・インシーニェのゴールシーン。セリエA第21節、カウンターから生まれた開始早々の先制ゴールだった。

 味方が自陣でボールを奪った瞬間に駆け出したドリース・メルテンスが、右サイドのスペースにボールを引き出すと、ダイレクトで素早く左に展開。これを受けたインシーニェが、敵選手に寄せられる前に左足を振り抜き、ファーサイドのネットを揺らした。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

新着コラム

コラム一覧を見る

編集部ピックアップ

おすすめ記事(スポーツナビDo)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント