【UFC】ホリー・ホルムが国際ボクシング殿堂の一員に!

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【Josh Hedges/Zuffa LLC】

UFC女子バンタム級王者に輝き、総合格闘技(MMA)界のトップ選手の一人となる以前、“ザ・プリーチャーズ・ドーター”ことホリー・ホルムはボクシング界を席巻していた。現地時間7日(火)、ホルムは限られた者しか手にできない指輪によってその業績を認められた。ホルムが2022年の国際ボクシング殿堂(IBHOF)入りメンバーに選ばれたことが発表されたのだ。

来年、ホルムはレジーナ・ハルミッヒ、ミゲール・コット、ロイ・ジョーンズ・ジュニア、ジェームズ・トニーと共に殿堂の一員となる。“Hall of Fame Weekend Induction Trilogy(ホール・オブ・フェイム・ウイークエンド・インダクション・トリロジー)” はニューヨークのカナストータで現地時間2022年6月9日(木)から12日(日)にわたって開催される予定だ。

この知らせを聞いたUFCウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンは「やったな。あんたが生涯をかけてやってきたすべてのハードワークの集大成だ。俺だけじゃなく、世界中のすべての人を盛り上げてくれたこれまでの年月に感謝している。おめでとう」と祝福している。

2017年に国際女子ボクシング殿堂に名を連ねたホルムは、今度はIBHOFによって2002年から2013年までのキャリアを通じて行ってきた仕事を認められている。この期間を通じ、ニューメキシコ州アルバカーキの誉れであるホルムは33勝2敗3分、ノックアウト9回を記録。それだけでも見事だが、誰を倒してきたのか、そして、いかに優勢を誇ったかが、ホルムを3階級にわたる偉人の一人としている。

クリスティ・マーティン、アン・ソフィー・マティス、ジェーン・カウチ、アン・サクラート、チベール・ホールバック、メアリー・マクギー、ミア・セント・ジョン、メアリー・ジョー・サンダースらに勝利を収めてきたホルムは、3階級でワールドタイトルを勝ち取り、2005年と2006年に『The Ring(リング)』誌の女性ファイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。世界タイトル戦では21勝1敗1分という目覚ましい成績を残している。

2013年にマクギーを退けた上でリングを後にしたホルムは、2015年にUFCのオクタゴンに登場する。ラケル・ペニントン、マリオン・レノーを破った後、11月に行われたロンダ・ラウジー戦を制したホルムは、UFC女子バンタム級のタイトルを勝ち取った。

40歳のホルムは今もUFCのタイトルにおける脅威であり続けている。現在のホルムのランキングは、女子パウンド・フォー・パウンドで6位、バンタム級で1位となっている。
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