【リーグ第17節ユニオン戦】一時は追いつくも、首位相手に力負け。三笘選手との日本人対決には悔しい敗戦。

シント=トロイデンVV
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【©︎STVV】

STVVはユニオンをホームに迎え、第17節に臨んだ。先発は、直近のスラン戦から1人変更。4試合ぶりスタメンのダーキン選手が中盤に入った。前節OHルーベン戦でゴールを奪った三笘選手もスタメン出場し、橋岡選手と同サイドで日本人対決が行われることに。4°と完全に冷え切っている状態で行われた一戦。ユニオンサポーターがキックオフ前に発煙を焚き一部のスタンドが燃えた影響で4分遅れで試合開始。

前半3分、ファーストチャンスはユニオン。三笘選手のボールキープからテウマ選手にシュートを打たれたが、テシェイラ選手がブロック。続く7分に、三笘選手のスルーパスに抜け出したウンダブ選手に繋がるも、シュミット選手が寄せてシュートは打たさず。STVVは、8分に大チャンス。ダーキン選手のクロスに鈴木選手がニアで潰れ、こぼれ球をブルース選手が流し込むも、相手GKのファインセーブに阻まれます。

16分に、コイタ選手が単独突破でエリア外から強烈なミドル。その後は両チームアグレッシブな戦いが繰り広げられるが、STVVは32分に失点。ゴールキックから抜け出したベルギー代表ヴァンゼイル選手のクロスをウンダブ選手に合わされて、痛い失点。追いつきたいSTVVは、35分。コイタ選手のクロスを受けた林選手が強烈なミドルシュート。42分、三苫選手に左サイドを突破され、上げたクロスをバージェス選手にピンポイントで合わされるも、シュミット選手が立ちはだかりストップ。先制点を奪われてからは、押し込む時間帯が増えるもゴールを奪うことはできずに、0-1で折り返した。

【©︎STVV】

寒さが増した後半、49分に決定機。ブルース選手のクロスを鈴木選手が頭で折り返すも、シュートは打ち切れず。続けて56分、コイタ選手のクロスに橋岡選手がヘディング。チャンスを決めきれずにいると、57分に大ピンチ。裏に抜け出たウンダブ選手とシュミット選手が一対一を迎えるも、シュミット選手がビックセーブ。直後の58分には、同パターンでウンダブ選手に抜け出され、今回は得点を許すも、VARでオフサイド判定となりノーゴール。

62分にカカーチェ選手と原選手を同時投入し、追撃を目指すSTVVは、ブルース選手が約25Mから強烈ミドルを突き刺し、同点。開幕戦以来のブルース選手のゴラッソで追いつき、押せ押せムードのSTVVは、68分。ブルース選手のスルーパスに抜け出した原選手がチャンスメイク。69分には、コイタ選手のクロスを原選手がシュート。逆転弾は生まれない中、73分に痛い失点。CKからウンダブ選手にピンポイントでヘディングで合わされて、再びビハインドに。

直後の74分のピンチは、シュミット選手が阻み、追加点は許さず。一点が必要なSTVVは、ダーキン選手に代えて、伊藤選手を投入。83分に、鈴木選手のポストプレーから伊藤選手が抜け出すなど攻撃を活性化させる。ラストプレーの大ピンチはシュミット選手が好セーブで、何とか追加点は免れたが、試合はこのまま1-2で終了。同点に追い付き、逆転するチャンスがあった中で勝ち切りたい試合ではあった。これでリーグ戦は2連敗。浮上のきっかけを掴むためにも、次節のサークル・ブルージュ戦では、今度こそ勝利のみが求められる。
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